【マーケティングオートメーション】HubSpot Design Certification合格体験記

投稿者:Web戦略室

2016/10/13 16:08

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HubSpot大好き!
Web戦略室の河島です。

2016年8月19日にHubSpot Design Certificationに合格することができたので、どういうものだったかをシェアしていきたいと思います。ちなみに2016年8月19日時点で、日本でのHubSpot Design Certificationをパスしている人数は河島も含めて3人とのことで、希少価値は高めです。興味のある方は是非トライしてみてください!

HubSpot Design Certification合格体験記

何のための認定?

HubSpotのマーケティングソフトウェアには、Webサイトやブログ、ランディングページの作成、Eメールの作成や配信、マーケティング活動の自動化、コンタクトの管理、分析、SNSへの投稿や効果計測、その他様々な機能が利用できるCOS(Content Optimization System)というシステムがあります。

HubSpot Design Certificationは、COSでWebサイトやブログ、ランディングページの作成、Eメールを作成するためのHubSpotのDesign Managerが使えるということを認定するものになります。この認定は合格した個人に与えられるものです。

どんな試験なの?

前提として英語での試験で、Part OnePart Twoの2つに分かれています。Part Oneの試験はブラウザでの選択式になり、90分以内に70問の問題に答えて75%以上の正解率で次のPart Twoの試験に進むことができます。

Part Oneの試験内容

  • COSを使うことのメリット
  • HubSpot Design Managerを使ったWebページやブログ、Eメールのテンプレートの作り方
  • ユーザーエクスペリエンス(UX)
  • HubSpot独自のコード
  • モバイル端末のためのデザイン
  • HTMLやCSSなどの技術的な内容
  • マーケティング視点でのデザイン

などで、単純にWebデザインの経験があるというだけでは合格できない内容になっています。しかし、HubSpotはHubSpot Academyというユーザーへの教育のためのウェビナーやトランスクリプト、PDFの資料などのコンテンツを豊富に用意しているので、試験対策にとどまらない役立つ知識が身につきます。

ただし、すべて英語です。。。

河島は英語や英会話に特別な能力はありませんが合格できましたので、皆さんもきっと合格できると思います。

Part Twoの試験内容

HubSpotのDesign Managerを使った実習になります。実際にWebページやブログを作るのですが、必ずTemplate Builder toolを使って構築しないといけないなど12個の条件があります。事前に内容をきちんと確認して作っていけば特に問題となる大きな障害はないですが、Template Builder toolを使うには多少の慣れが必要なるかもしれません。

Template Builder toolは、いくつかのモジュールを組み合わせてWebページやブログのテンプレートを作っていくツールです。グローバルなモジュールを作って複数のページでパーツを共有したりなど便利な機能があったり、管理画面上のGUIで操作できるのでちょっとした簡単なことなどはWebデザイナー以外の人でも使える便利なツールです。ちなみにHubSpot Design ManagerはTemplate Builder toolを使わずにまったく新規にゼロから作成するスクラッチも可能です。

こんなスキルが必要

Part One、Part Twoを通して求められる最低限のスキルとしては、HTML・CSS・JavaScriptの知識とこれらを使ったWebページの作成ができる必要があります。また、マルチデバイス対応のためのレスポンシブデザインを実現するためにTwitterのBootstrapというフレームワークも使われているので、Bootstrapの知識と構築経験も必要です。このベースがあるという前提で単なる画面の絵作りというデザインにとどまらない、ユーザー視点・マーケティング視点のあるWebデザインができなければなりません。

HubSpot Design Certificationに合格すると

前述した「何のための認定?」をクリアしたということになるので、合格した個人としてのHubSpotマーケティングソフトウェアに対する信頼度はもちろん高まりますが、HubSpotのサービスを提供する代理店としての認定者がいるということも価値といえるでしょう。

認定されると認定証やバッジが貰えます。

また、TwitterなどのSNSボタンが現れて「I just got my HubSpot Design Certification」などと投稿できたり、LinkedInやupworkの保有資格に登録できます。Twitterで投稿するとHubSpot Academyのリーダーから祝福のリプライがきました。こういう心遣いはうれしいですね。

他にもスイスのIT企業の方のtwitterのリスト「Inbound Professionals」に登録されるなど、さすが世界シャアナンバーワンのHubSpotの注目度だなと感じました。HubSpotは他にもCertificationがたくさんあるので今後も一つ一つ挑戦して合格していきます!

【編集担当:河島】