スマートフォン対応による改善事例

投稿者:セールスマーケティング部

2012/02/16 21:41

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WEBサイトをスマートフォン対応することで
リスティング広告のパフォーマンスが改善されることがあります。

人材紹介、人材派遣を行っている会社様で、
20代~30代の女性がターゲットになってくるケースは、これが必要でした。

ターゲットが若い女性ということもあり、
去年の頭からスマートフォンからのアクセス数が増え始め、
現在ではWEBサイトのアクセスのうちの3割ほどが
スマートフォンからのアクセスになっております。

・スマートフォンからのアクセスが無視できない
・他社がまだまだスマートフォンに対応していない

という点を踏まえ、昨年の10月にサイトをスマートフォン対応させました。

以下、スマートフォン対応前後の
リスティング広告のパフォーマンス比較になります。

スマートフォン対応前後の平均値で比較をすると、
コンバージョン率は2倍に改善し、
コンバージョンコストは4分の3に削減することができました。

業界にもよりますが、スマートフォンからのアクセス数は
毎月右肩上がりで伸びており、スマートフォン対応しているサイトも
一年前に比べると格段に増えて参りました。

まだまだ先行者メリットが残されておりますが、
スマートフォン市場の昨年からの急激な伸び方を見ていると、
半年後には先行者メリットどころか、
大きな機会損失になってしまう可能性もございますので、
まだスマートフォン対応されていない企業様は
早急にご検討いただいた方が良いかと思います。

また、その際に注意をしなければならない点が、
「PCでのWEB戦略とスマートフォンでのWEB戦略は切り分ける」
という点です。

というのも、PCとスマートフォンでは

・利用シーンが異なる
・行動特性が異なる
・ニーズが異なる

と、様々な点で違いがあるため、
ゴールや情報設計を適切な形に変える必要がございます。

例えば、単純なところでは、
PCではメールでのお問い合わせも比較的苦になりませんが、
スマートフォンでメールの問い合わせはかなりハードルが高いです。

そのため、スマートフォンの特性を活かし、
ゴールを電話でのお問い合わせに変更する必要がございます。

また、PCではページ間の移動はさほどストレスを感じませんが、
スマートフォンの場合、特に地下鉄での移動時などを考えると、
細かいページ遷移は敬遠されがちです。

そのため、1ページ1ページをある程度の長さにして
情報設計をする必要がございます。

 

スマートフォン化、と一口に言っても、
業種や業態、ユーザーに合わせた企画や設計が必要になってくるのです。

 

【編集担当:宇野】

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