広告の品質インデックス(スポンサードサーチモバイル)

投稿者:杉浦 哲郎

2010/07/21 14:14

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こんにちは。WEBコンサルタント.jpの杉浦です。

今回は最近気になったSEM関連のニュースをご紹介させていただきます。

ヤフー、「スポンサードサーチ モバイル」の掲載順位決定方式を変更、「広告品質」も重視

http://markezine.jp/article/detail/11008

今までPCのみだった品質インデックスの概念がスポンサードサーチモバイルにも導入
されるようです。

この品質インデックス基本的には、よくクリックされる広告が高くなると言われておりますが
モバイルの場合これの導入で上位争いが激化することが予想されます。

理由としてはその掲載枠の数と配置があげられます。

モバイルの場合掲載枠2枠ずつが一番上と一番下にあります。
一番上の掲載枠の広告と下の広告枠ではクリック率がかなり変わってきます。

1,2位のクリック率は非常に高く、3,4位のクリック率は
同じ回数表示されているのに下の方にあるため、みられる可能性が低く
1,2位に比べると非常に低いということです。

一概にはまだ実データが出ていないのでなんとも言えませんが、
これまで、

「3位でかまわないから広告を出したい」

といった広告主様は上位の2枠と比較して、クリック率が低いため、
広告の品質が下がるリスクがあります。
結果、同一順位を維持する広告費が上がる可能性があります。

逆に上位に掲載している広告主様は今までの高いクリック率にあやかれて
品質が高くなる可能性があり、広告費が下がってくる可能性があります。

ただ、この状況が続くと予想していくと

「上位に出しておいた方が割安」

という感覚になるので、クリック率を稼ぐために上位に掲載する
広告主の方が増えてくるのではないかと考えております。

そのため、競争はこれまで以上に激化してきます。

これにより、少ないコストで広告を運用している方はリスク要因が増えて来て、

「品質インデックス対策」

を行う必要性が出てきます。

かなり管理画面を何度も見ながらPDCAを回していって最適化していく
作業になるため、個人で運用しているとかなり時間がかかると思います。

お困りの方がいらっしゃいましたら、
当社のコンサルタントにご相談下さい。

当社の専門的な知識をもったスタッフが御社のお手伝いを
させていただきます。

宜しくお願い致します。