強みを生かす

投稿者:杉浦 哲郎

2010/06/19 16:08

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こんにちは。WEBコンサルタント.jpの杉浦です。

今回は「強みを生かす」

ということをテーマに書かせていただきます。

当社スタッフは年次の目標達成に向けて、
個人として、どういう風にそれをクリアしていくか?
という目標を立て、上席が面談を行うということを
上半期と下半期に分けて年2回行っております。

私も部署を預かる人間ですので、
自部署の面談などを行っているのですが、
この時間というものが非常に重要だなといつも痛感しております。

個人個人のシートを確認していると

・個人の業務スキル向上に対する意識
・個人の今の業務に対するモチベーション
・個人の部署内・部署間のチームワークに対する意識
・個人のお客様に対する意識

 

等が、びっくりするほど明快に理解できます。

自分自身、普段では見えてるつもりでも見えていない
スタッフの気持ちがよくわかる場になるので、
非常に重要な時間としてとらえております。

さて、実際に面談の流れとしては、
そのシートを見ながら本人の話を聞き、フィードバックを
行っていくのですが、僕自身として、気を使っていることがあります。

それは、

「自分の主観を押し付けすぎない」で

「スタッフが持っている強み」を最大限に生かした目標

を書いてもらうことです。
さらに言うと

上記目標を

「具体的に本人がイメージできる形まで明文化してもらう」

ことを強く意識しております。

どんな人間でも「ものすごく人に誇れる強み」というものを
必ず、ひとつ以上は持っています。

これは僕の経験則ですが、上記のようにそれを
具体的にイメージできるところまで書いてもらうと
大体半期たった後にはほとんどのスタッフができており、
自身の成長を実感してモチベーションが上がっていたり
お客様から感謝頂けることが多いように感じております。

逆に、その話を聞かずに主観のみで

「これをこうしなさい」
「この目標はだめだ!」

というように自分がこうありたいという「組織のイメージ」を押し付けすぎる
ことをしてしまうと、話を聞くと自分では思いつかないような素晴らしいことを
考えているスタッフがたくさんいるのに、その可能性を遮断してしまうだけでなく
そのスタッフのモチベーションまで下げてしまうことが多いように感じます。

こんなことがあっては当社のお客様のために使うべき
業務リソースが変な方向へ行ってしまい、
当社の業務の最大の目的である

「お客様の結果創出」

からは程遠い話になります。あってはならないことです。

そうならないように、手前味噌ではありますが、

「いかに働いてくれているスタッフが前向きな気持ちで業務に取り組めるか?」

これをいかに考えるかが管理者としての責務と感じます。

「お客様の結果になるための行動」に集中をした、
「自身の強みを生かせる自律したスタッフ」

 

を多数輩出できるように、
自分も「自分の強み」を生かして、お客様に役立てる前向きな

社員教育を行っていきたいと考えております。

 

ありがとうございました。