モバイルフレンドリー化するときレスポンシブにすべき?別URLサイトではダメなのか?

投稿者:fswp1311

2017/03/22 18:51

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2016年から徐々に騒がれ始めてきたスマホ向けの検索エンジン対策。
とくにBtoC向けのサイトを運営している担当者はスマホ向けの検索エンジン対策の色々な情報を収集しているのではないだろうか?

私もスマホ最適化については色々情報を探っていますが「レスポンシブがSEOに有利らしい!」という話をちょくちょく耳にするのでこれについての記事を書こうと思います。

なぜレスポンシブがSEOに有利と言われるようになったのか

これはGoolgeが「レスポンシブをおすすめします」と言ったことが始まりで、SEO界隈はこの発表で「スマホのSEO最適化はレスポンシブだ!」という流れになったのです。
Googleの公式ページの内容:
https://developers.google.com/webmasters/mobile-sites/mobile-seo/?hl=ja
これまでSEO業界はGoogleが発表したことをやればSEOがあがるという風潮があり今回もその流れでレスポンシブ化がSEOに最適化という流れになりました。

レスポンシブ化は本当にSEOに有利なのか?

スマホサイトを作るにあたってレスポンシブと別のURLで作るものと大きく2つに分けられます。
ではスマホの作り方に上記2つがあるのにレスポンシブサイトがGoogle優遇されてしまうのか?
答えは「NO」です。
Googleも当然上記のどちらかの形でサイトが存在することは知っています。
なのでレスポンシブ化されたサイトを優先して評価するということはなく、スマホユーザーが見やすい形で作られていれば問題はありません。

レスポンシブと別URLサイトのメリット・デメリット

ではなぜGoogleはレスポンシブを推奨するのか
これはSEOの観点ではなくサイト運用のしやすさでレスポンシブが推奨されています。

・レスポンシブのメリット、デメリット
メリットは1つのURLで作れることです。1つのURLで作れることでスマホサイトへのリダイレクト設定、1つのデザインで対応できるという点があります。
デメリットはサイトの表示速度が遅くなること、デザイン上の制限、制作費がかかる場合がある(特にリニューアル時)などがあります。
・別URLサイトのメリット・デメリット
メリットはオリジナルのデザインで作れること、サイト表示速度は比較的早いと言う点。
デメリットは、リダイレクト設定が手間であること、デザインをそれぞれで用意する必要があるということ、サイト更新時に双方更新する必要があること、検索エンジンにPCサイトと重複コンテンツと評価されないようにタグを使って検索エンジンに伝える必要がある。

上記のメリット・デメリットから別URLでサイト作りそれぞれのサイトを運用する手間より、1つのドメインで制作し運用した方がサイト運営者にとっては負担がないということでGoogleがレスポンシブを推奨している理由になります。

まとめ

スマホ向けサイトについてはレスポンシブでも別URLでも問題ありません。
それぞれのメリット・デメリットを踏まえスマホ最適化をしましょう。

モバイルフレンドリー化する前に下記バナーよりチェックポイントの資料を一読してみてください

【編集担当:依田】

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