拡張・拡大テキスト広告が本格始動!

投稿者:セールスマーケティング部

2017/03/23 15:07

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昨年から公開されていた拡張・拡大テキスト広告(ETA)が本格的に始動しました。
Googleは今年の1月末、Yahooは3月初旬をもって標準テキスト広告の入稿ができなくなり、今後は新しいフォーマットでのみ入稿できるようになります。
両媒体共に推奨する新規フォーマット。すでに導入している方も多いとは思いますが、改めてルールやメリットをまとめていきます。

拡張・拡大テキスト広告フォーマットのルール

Google拡張テキスト広告、Yahoo!拡大テキスト広告共にルールは下記のように定義されています。

タイトル

標準テキスト広告(従来のフォーマット)
 - タイトルは1つ
 - 文字数は最大で30文字(全角15文字)
拡張・拡大テキスト広告
 - タイトルは2つ(前後を「-」ハイフンで結合)
 - 文字数はそれぞれ最大で30文字(全角15文字)

説明文

標準テキスト広告(従来のフォーマット)
 - 説明文は2つ
 - 文字数はそれぞれ最大で38文字(全角19文字)
拡張・拡大テキスト広告
 - 説明文は1つ
 - 文字数は最大で80文字(全角40文字)

表示URL

標準テキスト広告(従来のフォーマット)
 - 最終ページURLと別で設定
拡張・拡大テキスト広告
 - 最終ページURLに基づいて自動で設定

パスの設定

新フォーマットになり、パス(ディレクトリ)の設定が可能になりました。
文字数は15文字(全角7文字)で2つまで設定可能。表示URLの後ろに続く形で表示されます。
設定は任意ですが、ユーザーの目に留まる箇所なのでぜひ追加しましょう。

ETA

拡張・拡大テキスト広告フォーマットのメリット

長い文章が設定でき、自由度が上がったフォーマットには以下のようなメリットがあります。

・視認性の向上
 文字数が増加したことで、よりユーザーの目に留まりやすくなります。
 スマホであれば広告表示オプションとの併用で、画面の半分以上を占拠することも可能です。
・多くの情報を含めることができる
 当然、文字数が増加したことでより多くの情報をユーザーに与えることができます。
 今まで伝えきれなかった強みを追加することにより、クリック率の向上にも繋がります。
・品質スコアの上昇
 多くの情報をユーザーに与えることでクリック率が高まり、品質スコアにも影響を与えます。
 また、キーワードとのマッチ度合いも高められるので低CPCでの運用も可能となります。

ざっくりとですが新しいフォーマットのメリットを挙げてみました。
ここで重要なことは、従来と同じく「重要な情報は前に持ってくる」ようにしましょう。
ユーザー環境に因り広告文が省略されてしまうこともあるので、折角の情報が隠れてしまうことが無いように注意しましょう。

おわりに

現在、もともと配信していた標準テキスト広告が表示できなくなることは無いと言われています。
しかし従来より訴求が強いフォーマットを導入することで高い広告効果が期待できると思いますので、まだの方はこの機会に導入をしてみてはいかがでしょうか?

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

【編集担当:池野】

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