【SEO】Google:6月16～17日の変動はパンダアップデートではなく通常のアルゴリズム改良？
投稿者：セールスマーケティング部
2015/06/22 10:57
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こんにちは。
本日は検索アルゴリズムの動きについての情報をお届けします。
6月16日、17日あたりに検索順位が大きく変動しました。
6月初旬にパンダアップデートが近々更新されると発表があったため
「早めにパンダが来た！？」とSEO業界がざわめきましたが
どうやらパンダでもペンギンでもないようです。
果たして、今回はどのような変更だったのでしょうか？
GoogleのGary Illyes氏は米国SEOアナリストの質問に対し、twitterで以下のように言っています。
「ノーコメントで。毎年数百の更新を行っているんだよ。もう言わなくてもわかるでしょ」。
1回の更新にいちいちコメントなんてつけてられないよ、という感じですね。
同じくGoogleのJohn Mueller氏は、「パンダアップデートでもペンギンアップデートでもない」と発言しています。
ハングアウトの動画はこちら(リンク先:英語)。
MOZのDr.Pateは、「HTTPSのサイトがランキング上位を占める割合が増えた」
「マンモスサイトのWikipediaがHTTPS化したからWeb界で順位変動が起きた」
「Googleが何か変更した」――これらの3つに理由があるのでは？と言っています。
6月12日からWikipediaのセキュア化(HTTPからHTTPSへの変更)が進められていることも確かに要因のひとつかもしれませんが、16～17日に大きく影響が出ているので根本原因ではないような気がします。
HTTPSにまつわるアルゴリズム変更を行ったかどうかについてはGoogleのGary Illyes氏はtwitterで「私の知る限りではHTTPS関連の変更を行っていない」と言っています。
先日5月初旬に行われたクォリティアップデートに近いのでは、と米国のSEOアナリスト Barry Schwartz氏は睨んでいます。
特に変更していないよと言っているGoogleですが、直近で簡単に発表を覆したこともあったので、Googleの発表に対して疑いの目を向けています。
検索結果に大きな変動が起こったのは事実なので、可能性として高いのは”通常時も行っているアルゴリズムの改良”です。
コアアルゴリズムの改良も考えられます。
コアアルゴリズムとは名前の通り、検索アルゴリズムの根幹となっている部分です。
根幹となっている部分が更新されると無論、影響範囲も大きくなります。
変動の大きさから予測するに、簡単なアルゴリズム調整とは考えづらいと見込んでいます。
今後のGoogleからの追加発表に期待が寄せられます。
【編集担当：岩重 有美】
