インプレッションとは?

投稿者:セールスマーケティング部

2013/07/01 15:30

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前回はクリック数・クリック率についてご紹介しました。今回はインプレッション(広告表示回数)についてご紹介します。

そもそも広告がクリックされるためには、インプレッション(広告表示回数)が必要不可欠になります。本コラムでは、インプレッションの基礎知識や重要性についてご説明していきます。

インプレッションとは?

広告が表示された回数のことを指します。

・例えば・・・
Googleで「ウェブ コンサルティング」と検索すると、検索結果の広告枠に当サイト(Webコンサルタント.jp)が表示されます。

インプレッション1

広告が表示された時点で、当サイト(Webコンサルタント.jp)のインプレッション(広告表示回数)は1回になります。

Yahoo!/Googleの検索結果に表示される広告以外にも、以前ご紹介した、YDN(Yahooアドディスプレイネットワーク)やGDN(Googleディスプレイネットワーク)などサイト内に配信される広告もありますが、こちらも同様に広告が表示された時点でインプレッションは「1回」となります。

インプレッションの重要性

インプレッション、つまり広告がどれくらい表示されているかというのは非常に重要です。1回しか表示されていない広告であれば、クリックされる機会も広告が表示された1回のみに限られるため、そこからたくさんの受注を見込むというのは難しい話です。よって、たくさんの受注を見込むためには、まず広告の露出を増やす必要があります。

逆に、1000万回広告が表示されていて受注が少なければ、広告テキストの内容に問題がありクリックされていない可能性や、サイトや商品、他の部分に問題がある可能性があります。たくさんの受注を見込むためには、それら他の部分の問題を解決する必要があります。
広告のインプレッションは、集客から受注を増やすために非常に大事な指標になるのです。

インプレッションに関わる指標で「インプレッションシェア」というものがあります。こちらも成果を上げるために非常に重要な指標となります。

インプレッションシェアとは?

インプレッションシェアとは、実際のインプレッション数(実際に広告が表示された回数)の中で、どれくらいの割合で広告が表示されたかを指します。

・例えば・・・
「ウェブ コンサルティング」というキーワードを登録し、広告を配信します。
1日の中で実際に「ウェブ コンサルティング」の検索された回数が100回だとします。

では、検索された100回全てに広告が配信されるでしょうか?

答えは、「必ずしも配信されるわけではない。」です。

インプレッション2

配信されない理由として以下のような要因があります。

・競合の方が広告ランク(※)が高く、競合の方が優先されて表示された。(※広告ランク=上限クリック単価×品質スコア)
・一日に使える上限の予算があり、100回検索される前にクリックされて上限予算に到達してしまった。

などなど。

では、100回全てに広告が配信されなかったとして
100回検索されたうち、どれくらいの割合で広告が表示されたのでしょうか?

その割合が「インプレッションシェア」です。100回検索されたうち、50回広告が表示されればインプレッションシェアは50%、20回広告が表示されれば20%となります。では、なぜ「インプレッションシェア」が大事なのか。

※例えば、以下のような状況の場合・・・
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「ウェブ コンサルティング」というキーワードで1ヶ月配信し、多く受注出来た!
しかしインプレッションシェアが50%・・・つまり実際に表示された回数のうち半分しか自社の広告が表示されていない・・・。

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こういった状況は非常にもったいないですよね!100回全てに広告が表示されていれば、さらなる受注が見込めたかもしれません。受注見込みの高いキーワードほどインプレッションシェアは大事な指標になります。

インプレッション、インプレッションシェアの数値をもとに
「見込みの高いキーワードでしっかり広告露出されているか」
「見込みの低いキーワードで、無駄にインプレッションされていないか」
などを確認し、改善していくことで効率良く広告を配信しましょう!

本コラムとは別に「クリック単価」についてもご紹介しています。
こちらも広告を運用する上で大事な指標になるので、是非チェックしてみてください!

【編集担当:尾崎】

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