「Webテキストは読まれない」は嘘|適切な文章量は媒体ではなく提供するサー ビス内容によって決まる

投稿者:コンテンツ編集課

2010/06/29 18:22

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「Webテキストは読まれない」は嘘!?


先日、約2年半振りに当サイト『 Webコンサルタント.jp 』をリニューアルし、各サービス紹介ページとコラムとの導線を強化するなど、大幅なユーザビリティ向上を図りました。


本コラムに連動したコンテンツとしては、「Webライティング」 のサービス紹介ページがあります。校正・校閲・リライト、多言後翻訳、広告法規表現チェッ ク、コピーライティング、メール配信代行といった、各種ライティングサービスを網羅し、「誰に何をどのように」提供できるのかを意識して構成したので、ご興味のあるかたはぜひ一度ご覧になってみてください。


さて、前置きが長くなりましたが本題に移ります。今回のリニューアルにおけるWebライティングのポイントはズバリ「情報量・文章量」。他の類似サービス提供サイトと比較して、圧倒的なボリュームです。


一般的にWeb媒体は、視認性・可読性の観点から斜め読みされるケースが多いため少量のテキストのほうがいいとされますが、そもそも文章量は媒体で決めるものではなく、提供する商品やサービスの特性で決めるべきではないでしょうか。


「どんな商品・サービスを提供するか」=「どんな人が文章を読むか」という公式にしたがって読む人に合わせて文章量を設定するという観点こそ成否を分けると思います。


もう少し掘り下げてみますと……


『 Webコンサルタント.jp 』が提供する「Webコンサルティング」というサービスは、「専門的・高額・分かりづらい」という特徴があります。「Webコンサルティング」を説明してください、と言われてスラスラと説明できる人は稀でしょうし、サービスの詳細を把握せずに即決するひとはまずいないはずです。


このように「専門的・高額・分かりづらい」サービスを取り扱う場合は、不明瞭な部分をしっかりと「文章で説明する必要性」が生じます。なぜなら、ユーザーの理解を助けてくれるのは、ほかならぬ文章しかないからです。


興味・関心のあるユーザーは必ず隅から隅まで文章を読み、疑問が解消されるまで情報を求め、ある程度納得した上で意志決定するという特性を忘れてはいけません。


自社の商品・サービスが「情報量が多くて離脱するユーザー」よりも「情報量が少なくて離脱するユーザー」のほうが多い傾向にあるかどうかを的確にジャッジし、意志決定する際のリスクを取り除いてあげることが大切です。


また、「専門的・高額・分かりづらい」サービスは文章量を要するため、ポイントを的確に伝えるためのライティング技術・テキスト編集技術がどうしても必要です。文章によってメリットやベネフィット(サービスを受けることによる利益)をいかに伝えるか、という配慮がなされた文章が求められます。


『 Webコンサルタント.jp 』では、媒体ではなくユーザーの理解度や意思決定に至るまでのハードルの高さを想定して、文章量・情報量を決めていきました。こうした観点で、改めて『 Webコンサルタント.jp 』に目を通してもらうと、他の類似サービスとの違いがはっきり見えてくると思います。

 

【編集担当:松岡】

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