【セミナーレポート】6月25日(火)開催 成果に直結させる「ユニファイドキャンペーン」最新戦略セミナー

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こんにちは!フリーセルの中村です。

今回は2013年6月25日(火)に行われた無料セミナー成果に直結させる「ユニファイドキャンペーン」最新戦略セミナーの模様をお届けします!

前回のセミナーのテーマであったGoogleのエンハンストキャンペーンと同様に、Yahoo!プロモーション広告でも「ユニファイドキャンペーン」により、多様化するデバイスに効果的にアプローチすることが可能となりました。この新しい機能を使いこなすためのノウハウ・成功事例のご紹介しています!

第一部 ヤフー株式会社の山村 俊介氏登壇「ユニファイドキャンペーン基礎講座」

ヤフー株式会社の山村 俊介氏にご登壇いただき、さまざまな機能を持つユニファイドキャンペーンの概要や特徴、要点についてお話いただきました。

デバイスの多様化に伴い、1人のユーザーが時間帯やシーンに合わせて複数デバイスを使い分けるスタイルは、今後より一層増えると予想されます。マルチデバイス化がさらに進むことで、どのようなユーザー行動が考えられるのか?という例を具体的な事例を添えてご説明いただきました。

※Yahoo!プロモーション広告 スポンサードサーチ ユニファイドキャンペーン資料より抜粋(2013年6月)

同一キーワードでも、デバイスやシーンによってユーザーが検索する意図や背景は大きく異なる場合があります。今後は、たった一つのキーワードがもっとさまざまな展開を生むことになり、細かく注視していくことが成果に直結すると考えられます。

※Yahoo!プロモーション広告 スポンサードサーチ ユニファイドキャンペーン資料より抜粋(2013年6月)

ユニファイドキャンペーンでは、複数デバイスを所有しているユーザーに対して、「デバイス」「地域」「時間帯」などに合わせた広告配信が1キャンペーン内・同一キーワードで効果的に行えるようになります。

※Yahoo!プロモーション広告 スポンサードサーチ ユニファイドキャンペーン資料より抜粋(2013年6月)

新規に入稿する分はすでにユニファイドキャンペーンに対応している点と、これから段階的に提供されていく機能、そのスケジュールについてもご説明いただきました。今後提供される機能により、より一層、マルチで隙のない広告運用が可能となります。

第二部 エディタなしでもココまでできる!「ユニファイドキャンペーンの秘策大公開」

(1)ユニファイドキャンペーン設定方法

既存のアカウントをユニファイドキャンペーンに変更する方法や、変更確認画面、スマートフォンの入札価格調整率についてご説明しました。

スマートフォンは、入札額ではなくオプション設定で引き上げ率、引き下げ率を設定するのがこれまでとの大きな違いです。入札単価はキャンペーンで調整することができます。

※画像はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

新規キャンペーンでの設定方法も、実際の広告管理ツール画面をご覧いただきながらご説明しました。勘違いしやすいスマートフォンの調整比率やインポートの際の注意点、スマートフォン向けの広告文作成についても触れています。

※画像はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

【インポート用のテンプレートで入稿する場合の注意点】
・デバイス設定
・スマートフォン入札価格調整率
・広告タイプ

※画像はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

【スマートフォン向けの専用広告を入稿する場合の注意点】
・優先デバイス

※画像はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります。

(2)ユニファイドキャンペーンから考えるスマートフォン対策

スマートフォン用広告で効果を出すためには、ユニファイドキャンペーンをうまく活用し、ユーザー利用シーンに合わせてアプローチすることが重要となります。

PCとの違いを理解し、スマートフォンならではのユーザーの利用シーン・ニーズを把握すること。そして広告文やページの訴求点を変え、競合分析を行い、勝てるポイントを見つけてさらに訴求点を再設定をしていく、PCやモバイルとは異なる、PDCAサイクルを回すことが求められます。スマートフォン向け広告は、全く別の新しい媒体としてチューニングし直す必要があるのです。

セミナーを振り返って…

ヤフー株式会社の山村 俊介氏をゲストスピーカーに招いた今回のセミナーは、ユニファイドキャンペーンの全容を順序立てて把握でき、さらに実践に活用できるものでした。

最後は、「ユニファイドキャンペーンによってできるようになったことを、“いかに活用しつくすか”が、 他社に勝つために重要になってくる」という弊社坂田のメッセージで締めくくられました。

成果を出すためには、詳細な分析と最適な広告掲載を実施し、都度検証を繰り返していくことが重要です。中小企業であっても、ターゲットユーザーを理解し、新しい変化を最大限に活かす取り組みが新たなチャンスを作っていくと改めて感じました。