吉田 亮(Webマーケティング部長)
5,000サイトを超える制作実績を誇るWebディレクターの総指揮官
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5,000サイトを超える制作実績を誇るWebディレクター陣を総括指揮。マーケティングの基礎となる3C・4P・SWOT分析はもちろん、ユーザービリティ、ユーザーシナリオのために人間工学を取り入れ、ヒアリングから要件定義、情報設計までを行える専門シート「Web戦略カルテ」を開発。あらゆる角度から、あらゆる企業に、斬新かつ最適なプロモーションサイトを提供している。
WebディレクションWebマーケティング
『その企業には改革が起こるでしょうか?』
そのマネージャー次第でしょう。
当たり前の断言から始めてしまいましたが、
『革新的なアイデアが次々と生まれ、さまざまな商品やサービスが跋扈する現代。時代の速度に追いつこうと、人々は生まれいでる事象を片端から試し、そのうねりに翻弄されていた。。。』
などという冒頭の小説が登場しそうなくらい、加速を続ける情報化社会において、
最近、少し気になることがありまして、こんなタイトルにしてみました。
それは早過ぎる、多すぎる、流行の移り変わりの影で、
自分の判断を別のモノに委ねてしまっていないだろうか、
という疑問です。
マネージャー職の方であれば、
マネジメントの父であるドラッカーを知らない人の方が少ないと思いますが、
彼の言葉を引用したことのあるマネージャー職の方も多いのではないでしょうか。
何を隠そう、私もその一人ではありますが、
使いどころははっきりしていて、
『自分の言葉よりも、第三者の意見として取り上げた方が、みんなに伝わりやすい』とき、
つまり、自分の言葉で伝えてしまうと、
何となく嘘臭くなり、説得力に欠けるようなとき、
『偉大なる人物の言葉として』使用すると、自分の中では定めています。
『未来を語る前に、今の現実を知らなければならない。現実からしかスタートできないからである。』
このような格言は、
誰かに教わらなくても仕事をしていれば感じることができますが、
自分の言葉として伝えるのはちょっと照れくさいものですので、
そういうときは、偉大なるドラッカー先生にご登場いただくのです。
さて、冒頭の疑問に立ち戻ります。
近年の経営では、市場に守られていた時期とは決定的に異なり、
概要的なフレームワークや手法では、ほとんど役に立たないような企業闘争の中で、
改めて、マネジメントが見直される時期となり、
マネジメントと言えばドラッカーであり、
そのドラッカーをお手軽に学ぶ(?)のであれば、『もしドラ』、
と言っても過言ではないかと思います。
実際には、逆かもしれませんが、これは一種の風潮と言えるでしょう。
それ自体は、まったく問題ないと思います。
流行は時代を直接反映させたものですので、
それ自体が間違っている、誤っている、ということは100%ありません。
必要だから流行る、のは必定です。
なのですが。
では、ドラッカーの示した道を全て実行すれば、
必ずマネジメントに成功するでしょうか。
確かにドラッカーは、マネジメントにおける要点をことごとく射抜き、
まさに真実と言える基礎を築いたと言えるかもしれません。
しかし、そう簡単に行くとは、到底思えないのです。
例えば、某自動車メーカーの生産方式と『KAIZEN』を、
企業の体力も、社員の平均能力値も、リーダーの人数も、
それまでの歴史も全て異なる企業が、
そのまま実践したとして、同じ成果が出せるかというと、
それはないのでは、という気がします。
何故か、と問われるとそれはそれで困るのですが、
現状で可能なことと、不可能なこと、
そして必要なことと、不必要なことの見極めは、
絶対に必要だということです。
現場を引っ張りきれるリーダーもいないのに、
『理論的には正しい手法』を推進したとして、
結局、誰にも実行できないのであれば意味がありません。
不必要なことまで取り入れてしまう危険性があります。
さらに例えば、
経営の基礎、マネジメントの基礎、その心構えとして、良く言われる『掃除力』。
経営者があまりにもその手法にこだわり過ぎたために、
目的そのものが掃除になってしまい、
オフィスはピカピカになったが業績は落ちた、
なんて企業の逸話を何かのニュースで読んだと思います。
もちろん、『掃除力』を否定している訳ではありません。その手法で、上手く行った教育や企業の成功例を、私も幾つも読み聞いています。
しかし、その結果だけに着目して、結果に到った過程に酔心して、自分の母体の状況を棚に上げてしまっては、元も子もありません。
外因から得られるのはヒントであり、決して、正解ではない。
ということを念頭に、今の自分たちが、
それをどう実践するのか、どうずれば実践できるのかを考えるのが、
マネージャー、管理者の仕事です。
決して、知識をひけらかし、理論を語るのが仕事ではないはずです。
正解に限りなく近い、手法や理論というのは、確かにあると思うのですが、
それだけでは、やはり足りないと思うのです。
流行にせよ、感銘を受けた本にせよ、それを実行に移す前に、
まずはそれが机上の空論であると位置付け、
自分の足元で何が起こっているかを確かめる必要があると思います。
そうしなければ、自分の判断、ではなくなってしまうのではないでしょうか。
そういえば、マネジメントの父と言われるドラッカーは、こんな言葉を残しています。
『未来を語る前に、今の現実を知らなければならない。現実からしかスタートできないからである。』
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皆さんは、毎日、電車に乗ってますか?
毎日でなくても、たまに乗れば、必ず視界に入るものがあるはずです。
中吊り広告。
雑誌の広告だったり、発泡酒の広告だったり、スクールの広告だったり、ガムの広告だったり、法律事務所の広告だったり、よく見かけると思います。
いわゆる「交通広告」の一種です。
では、その広告費がどれくらいか、ご存じでしょうか。
これは鉄道会社によってもまったく違いますし、その期間や時期、打ち出す枚数や場所によって、かなり細かく分かれているのですが、もちろん基本料金は決まっています。
かなり大雑把ですが、ちょっと安めの広告代理店を挟んでのパターンですと、
●一番シンプルな「中吊り広告」を山手線で、3000枚、1週間未満、平日パターンで打ち出すと、300万円くらいです。ワイド版にすると500万円くらいです。
●「ドアガラスステッカー」は、期間が長くて、2ヶ月、8000枚、500万円平均くらいです。
●最近流行りの「車内映像」ですと、山手線、15秒、1週間、300万円くらいです。
●「車体広告」(あの電車自体にペイントしてあるやつですね)は、山手線、4週間、11両編成で、3000万円くらいです。
さすがに高い、車体広告。
料金表を見ていると、ふと気付くことがあります。
顕著に出ているのが掲載期間の短い、入れ替わりが激しい「中吊り」広告。
平日の方が高い。
ほとんどの業界が(主にレジャー・ホテル関係になりますが)、サラリーマンには厳しい現実、「悲しいほど休日に値上がる法則」を敢行する一方で、平日の料金表の方が高い業界というのも、なかなか珍しいのではないでしょうか。
と言っても、至極当然の話ではあります。
平日の方が、利用者数が多いのですから。理屈は同じです。
そして、ここに注目して欲しいのですが、「休日」よりも「平日」の方が多い訳です。間違いなく。
暦通りに数えても2倍以上は確実に「動く市場」と言うことができます。休日に値上げするよりも確率論的には圧倒的に有利な訳です。
けっこう良くできてます。この仕組みは。
こういった「そもそも市場環境」は、あまり気付かないことなのかもしれませんが、よくよく考えてみると、とても当たり前のことであったりしますので、なんだか悔しい気分にもなりますね。
移動中の広告、という意味では即効性が期待されますが、テレビに比べると、その威力はどうしても劣るとは思います。とは言え、一種の看板、「サイン」といった意味では、交通広告は、やはりかなり深い業界です。
さすがに路線とコラボをしたことはありませんが、アイデア次第で相当面白いことができそうです。人間工学的には、社内で交わされる視線とか、テリトリー理論など、いろいろ考えられることはあります。
。。。金曜日の夜の中吊り広告はもはや無意味。。。といったことであったり。
路線乗車率と社内広告手法に因果関係はないだろうか。。。。そんなことを考えて電車に乗っていれば、通勤も楽になるかもしれませんね。
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