山田 浩司(取締役)
顧客とのベストな二人三脚を実現する「究極のオールラウンダー」
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大手企業とベンチャー企業で営業、企画、新規部署の立ち上げ、採用活動および人事考課制度策定を経験。その後、株式会社フリーセルの創業メンバーとして、会社設立からポータルサイト立ち上げ、経営戦略の策定、管理部門の責任者などバランスの取れたキャリアを構築。常に経営者と責任者、双方の視点から顧客に最適な企画を提案。「究極のオールラウンダー」として、顧客とのベストな二人三脚を実現している。
事業ビジョン策定組織構築経営戦略策定
こんにちは。Webコンサルタントの山田です。
唐突ですが皆さんは新聞記事を疑った事ありますか?
更に唐突ですが皆さんは携帯電話を持っていますか?
当然ながらお持ちの事と思いますし、中には複数台お持ちの方もいらっしゃるでしょう。
はるか昔、携帯電話が普及する前は庶民には高嶺の花だった携帯電話。
90年代中ごろから携帯電話が100円や0円で売られていました。
ここ最近は、携帯電話の買換えは2万円から5万円位費用が掛かるようになりました。
景気やブームにも商品のライフサイクル同様に波があります。
本日のニュースでこんな記事がありました
「100円PC お得なの? 通信費に上乗せ 割高の場合も」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090312-00000011-maip-bus_all
大手家電量販店を中心に売り場を賑せている100円PCは昔の携帯電話の普及に近しい現象と捉えております。
先ほどのニュースの締めくくりにこの様なコメントがあります。
消費者にとってミニPCは得か、損か。
パソコン総合誌「PCfan」の並木秀一・副編集長は「2年を超えて使うのなら、セット販売はかえって割高になる」と言う。
最後の1文を読み
「確かに継続的に通信料を割高に支払うのは損するのかも?」
と思われる方もいらっしゃるでしょうし、
「そんなことは無い、むしろ割安では?」
と思われる方もいらっしゃる事でしょう。
私の勝手な想像ですが「得だ!」と思う方より「損だ!」と思われる方の方が多いかと考えております。
なぜなら、この様なニュースやプレスリリースは権威性が高く日本人の特性上「正直」なので意外とコメントの内容を疑わないのでは?と考えているからです。
しかし、時代の流れをさかのぼり携帯電話と通話料金(通信費)を思い起して下さい。現在携帯電話はそれなりにコストを支払わなければ新規購入でも手に入れられません。
理由は簡単で携帯電話の需要がピークに来てしまったからです。
その為、各社そろって端末を値引きする前に本来の収入源である通話料金(通信費)の見直しを行ったり、データ通信の需要を増やすべく料金の値下げやコンテンツの拡充に精を出しています。新たな市場が生まれなければこの先も端末代金は安くなる事は無いはずです。 この流れと100円PCの流れは非常に似ていると考えております。
100円PCをウリに積極的に販売展開を行っているイー・モバイルの競合がどこなのか?を考えれば答えは見えやすくなります。個人的な意見ですがイー・モバイルの競合は各種携帯キャリアとインターネット接続業者です。
この市場を新たな市場と捉える方もいらっしゃるでしょうし、既存の市場の食い荒らしと考える方もいらっしゃるでしょう。
イー・モバイルは恐らく新たな市場と捉え積極的な攻撃を仕掛けています。
中でも一番のライバルはソフトバンクだと想像しています。既に大きなキャリアのソフトバンクですが、通話プランの見直しという大きな戦略の元新規加入数を増やしてきましたが、莫大な負債を抱えながら薄利多売路線を何とか維持しているのでは?と勝手に想像しておりますが、ソフトバンク以外のキャリアはNTTやKDDIと携帯電話以外でもキャリアがバックについており通信キャリアとしてそれぞれ収益を生み出すフローを持っています。勿論、ソフトバンクもYahoo! BBと言うフローを持っていますが、通信事業者としてはNTTやKDDIからすれば新参者でインフラ構築に莫大な投資を行っています。
これと同様にイー・モバイルの親会社はADSLの接続業者で既に収益を生むフローを持っております。
不謹慎な話ですが仮説として莫大な投資を行ったソフトバンクが体力を無くしこれ以上魅力的なサービスも出せず、通話料金を上げてしまう若しくは現状のフローでは投資の回収が困難になった場合どうなるでしょうか?
ここには新たなチャンスが生まれてきます。
「小」が「大」を食う
以前ドラマ放映していた「華麗なる一族」を彷彿とさせる言葉ですが、仮にイー・モバイルがそんな事を考えていれば、そしてその作戦が成功した場合現状のデータ通信費は現状より安くなる事は当然と考えます。逆に失敗した場合でも100円なんて言う超低価格で端末を販売する事は無いでしょう。
正解は未来を見て見るしかありませんが、私は条件付で100円PCは「得」と考えております。その条件としては
「データ通信を必要としている人」に限定されます。
携帯電話の時も同様でしたが、確かに安価で端末が買えたとしても2台も3台も端末を持つ人は少なく、通常1台で済んでしまいます。そう言った人にとってはどんなに端末が安くても複数台購入してしまう事は「損」してしう事になります。
しかし今回のイー・モバイルの場合は番号変更等の手間は無いだけに乗り換えも気楽に行えます。更に高速通信をモバイル環境で実現できるのでモバイル環境にメリットを感じない人でも固定回線からの切替も検討する事が可能です。ターゲットは非常に広域に居るわけです。下手をすると親会社の顧客までもがターゲットになる訳です。
「ひとり1台」の携帯電話みたいに「ひとり1台のPCと1回線」の時代が到来するのかも知れません??
携帯電話とミニPCの融合、簡単に言うとiPhoneの進化系の様な、超高機能で少しだけ大きなモバイル端末の普及が来るのかもしれません??
・・・と、非常に勝手な妄想に走り熱く書いてしまいましたが、この様な波は以前の携帯電話キャリアの遍歴と同様です。
「時代は繰り返す」
とは正にこの様な波の事を言っているのだと考えております。
如何でしょうか?ここまで回りくどく面白みの無い私の文章をお読み下さった稀少な読者様は
「100円PCは得か損か?」
と尋ねられ「損!」と思われるでしょうか?
恐らく最初は「損!」と思っていたが「得!」と考え方を変えられた方もいらっしゃるはずです。
今回お伝えしたかった事は2点あります。
1.文章の力は凄い!特にネットの場合は誰でも媒体を作る事が出来る!
2.時代は繰り返します。過去を振り返ると大きなチャンスがある!
こんな個人的意見を交えながらお客様とお話しする事でチャンスやアイデアが見つかるのもWebコンサルティングの一環と考えております。ご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。
本日はこれで失礼致します。























