山田 浩司(取締役)
顧客とのベストな二人三脚を実現する「究極のオールラウンダー」
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大手企業とベンチャー企業で営業、企画、新規部署の立ち上げ、採用活動および人事考課制度策定を経験。その後、株式会社フリーセルの創業メンバーとして、会社設立からポータルサイト立ち上げ、経営戦略の策定、管理部門の責任者などバランスの取れたキャリアを構築。常に経営者と責任者、双方の視点から顧客に最適な企画を提案。「究極のオールラウンダー」として、顧客とのベストな二人三脚を実現している。
事業ビジョン策定組織構築経営戦略策定
こんにちは。Webコンサルタントの山田です。
前回に引続き過激なテーマとなりますが、大手クライアントを相手に圧縮してしまった代理店手数料のしわ寄せについて今回はお話したいと思います。
ここからお話する事はあくまで私の私見で特定の業者の実態等ではございませんのでご了承下さい。
前回お話した通り広告代理店は広告出稿の際に得られる代理店手数料が収益源になります。
しかし、その代理店手数料の値引き合戦に突入した企業は当然手数料収入が下がりますので、どこかで調整を図ります。
一般的には、地代家賃や従業員の賃金等の一般販管費を圧縮すればと考えられますが、元々この様な業界は若いスタッフ中心ですので大幅なコスト削減は出来ません。
同時に、事務所の移転をするほどひっ迫した状況では無いですし移転には費用が掛かります。
若しくは既に立派なオフィスビルに事務所を抱えている業者が安いビルに移転をすれば事業縮小をしたイメージを与えたり、従業員のモチベーションを下げてしまう事もあります。
この辺の感覚値は私よりも長年経営をされている方々の方が的確な考えをお持ちだと思います。
一般的な対処法でコストを抑えずにそのまま代理店を運営するとしたら、そのしわ寄せは一般的にはクライアントに来ます。
影響として考え方は以下の通り
1.減額した分だけサービスを落とす
これは他のお客様には影響が殆ど少ないですが、大型クライアントになればなるほど数字のコミットが必要になるので現実的ではありません。
2.低額案件の品質を下げる
広告業界に限った話ではありませんが、企業が忙しくなればなるほど低額案件の扱いは後回しにされます。ホテルで言えば平日限定特別割引プランで申込んだ客と定価でスイートに宿泊している客と同様に扱わない様な考え方ですね。実態としてはあってはならない事ですが。。。
3.代理店が全てかぶる
資金が潤沢にあれば良いですが、基本的には経営感覚が無い企業は長く持ちません。
と言う事で、大概が1か2の影響を受けます。
1に関してはいつか分かる事ですよね。しかし、これは全て代理店が悪いわけでは無いと思います。
以前ニュースになったミートホープ社の関連記事でこの様な事が書いてありました。
事件が発覚する前にミートホープ社から見積を取ったら同業他社と比較して明かに安すぎる見積が出てきたが、安すぎるには何らかの訳があるし、信用できなかったから他の業者に発注した。
世の中安ければ安いほど良いのですが、どんな商品にも一般的な価格帯があります。それを逸脱したサービスには何らかの訳があると思ったほうが良いでしょう。昔、こんな話もありましたよね。
「ペンキ屋は値切ってはいけない」
ペンキ屋を値切ると原料をケチってシンナーで薄めた塗装をされてしまいます。
どんな業界でも安さには訳があるんですよね。
2に関してはとんでもない話ですが、意外と耳にする話です。
当社クライアントになる前に某大手代理店に広告出稿をお願いしていたお客様は
「月50万円位じゃ、FAX1枚しかよこさないのが一般的じゃないの?」
と、定期訪問する弊社のスタッフに話していました。
勿論弊社もどんなお客様にでも交通費や移動時間を掛けて訪問するわけではありません。
しかし、お客様もオプションサービスの内容をキチンと理解していただければ低額でもオプションの組合せ等でそれなりのクオリティーのサービスを受けることが出来るのに、その提案力が無かったり全てのオプションを含めたような形で受注して予算が合わないからという企業の一方的な理由で質の悪いサービスを受けてしまうお客様もいらっしゃいます。
このリスティング業界は面白いもので、世界的に見れば日本や米国は比較的高い手数料を取っています。
これがヨーロッパ諸国だと日本の半額程度の代理店手数料しか取っていません。
その代わり、場合によっては広告出稿料と同額近いコンサルティングサービスを申込んでます。
実は広告も出稿すれば良いと言うわけではなく、運用やコンサルティングが大切なのです。
この本質を理解してヨーロッパでは高いコンサルフィーを払ってでも広告代理店に出稿の依頼をしているのです。
日本でもゆくゆくこの様な体系に変化するか、キチンとコンサルティングが出来る企業のみが生き残ると考えております。
またリスティングの運用とSEO,更には導線改善まで意識したWebサイトの制作は全てがバランスの良い状態になり初めて機能するものです。
そう言った意味では今後、全てのサービスをフルラインで提供できる会社が生き残り上質なサービスを提供出来る物だと信じております。
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