コンサルタントコラム

ホーム >コンサルタントコラム

コンサルタントの紹介

松岡 雄司(制作部コンテンツ編集課次長)

先鋭的なコンテンツ提案に定評のある、Webテキスト編集のプロフェッショナル

CM制作会社での販売促進・制作経験より、一般消費者の「ブレークポイント」掌握を得意とし、専門であるWebライティング・セールスコピーを活かした先鋭的かつ等身大のコンテンツ提案には定評がある。また薬事管理責任者の有資格者として、薬事法・景表法・健康増進法・医師法・特定商取引法といったビジネスコンプライアンスを踏まえたソリューションを提示している。

Webライティングコンテンツプランニング広告法規

USPを創るための考え方|競争優位性の源泉は「お客様(消費者)に信頼されること」

2010年05月31日 07:38 PM

 投稿者 松岡 雄司

 この記事のパーマリンク

Webコンサルティング Webライティング


Web市場で成果を出すためには、「USP(企業独自の強み)」を明確に打ち出してゆくことが最重要である──というようなことを何度かお伝えしてきたかと思います。もちろんこれは、Web戦略(ネット上で差別化を図って成果を上げる手法)を成功させる上で、避けては通れない考え方であることは間違いないでしょう。


しかし、あらゆる技術が進歩を遂げ、さまざまなアイディアが流通した現在、よっぽどの先行技術でもない限り、商品力や技術力だけで差別化を図ることはなかなか難しいと言えますし、先行した技術であったとしても、瞬く間にそのギャップは埋められてしまいます(もちろん先行者メリットは残るでしょうが)。これは中小に限らず大手企業も同様ではないでしょうか。


実際に考えてみてください。御社と競合企業を比べて「ずば抜けて優れている商品」を持っている企業がどれだけあるでしょうか? ほとんどないと思われます。あったとしても微々たるものでしょうし、特定の分野で突出した企業があること自体が稀なケース。


また、「短納期である」 「プロならではの技術がある」「実績が豊富にある」「小ロットから対応可能である」など、商品やサービスの強みを持っているという企業もあると思いますが、競合他社と比較して“突出した独自の強み”かと言えば……どうでしょうか。


こうした状況においては、せっかく素晴らしい商品であっても、シビアなネット消費者から見るとどれも似たような商品にしか見えないんですね。価格や料金に大差がない場合はなおさらでしょう。では今の時代、消費者はどんな物差しをもって商品購入を決めているのでしょうか?


実際に自分が消費者として何かを購入するケースを思い起こしてみてください。恐らく、ほんのちょっとした違いによって商品購入を決定しているのではないでしょうか? 言い換えると、そのほんのちょっとした差が「USP(企業独自の強み)」になる時代だとも言えますよね。


では、そのちょっとした違いはどこにあるのでしょうか?


それは、その商品やサービスを受入れるにあたって、信頼するに足りるかどうかということかと思います。もっと言うと、その企業から商品を買いたいかどうか、その人からサービスを受けたいかどうか、そのWebサイトで安心して商品を購入できるかどうか、ということです。


Webサイトを営業マンに置き換えてみると分かりやすいと思います。複数の営業マンから似たような商品(価格やさまざまな条件が同等の商品)を勧められたら、あなたは誰から買うでしょうか?


やはり「信頼がおける人」「熱意が感じられた人」「好感が持てた人」「商品の説明が分かりやすかった人」といったところでしょう。単に商品の持つ特長を訴求するだけではなく、このような最後の最後の判断材料になる部分を意識しているかどうか、それが差別化を図る上で重要なポイントになるのです。


単なる商品開発ではなく、上記のような部分に目を向けて商品やサービスを提供している企業はやはり強い。実際に売上げを伸ばしています。


また同じように、「信頼がおけるWebサイト」「熱意を伝えられているWebサイト」「好感の持てるWebサイト(ストレスを感じないWebサイト)」「商品の説明が分かりやすいWebサイト」ほど結果が出やすいと言えます。


ちなみに余談ですが、上記の要素は、Webライティング(Web上の文章制作全般)における、基本かつ重要なポイントであり、商品を売りたい(強みをPRしたい)がためにないがしろにされている最大の盲点とも言えます。


「自社の商品・サービスの特徴=競争優位性」には必ずしもならない時代。


競合他社と同じ価格、同じターゲット層、同じような強みを持つ商品をどうやって売るかをしっかり考えていくことが大切であり、商品やサービスの機能面や価格面以外の、ちょっとした熱意の違い、サービス品質の違い、つまり、どうしたらお客様に信頼してもらえるのかということに徹底して拘ることこそ競争優位性につながるのではないでしょうか。