松岡 雄司(制作部ライティング課長)
先鋭的なコンテンツ提案に定評のある、Webテキスト編集のプロフェッショナル
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CM制作会社での販売促進・制作経験より、一般消費者の「ブレークポイント」掌握を得意とし、専門であるWebライティング・セールスコピーを活かした先鋭的かつ等身大のコンテンツ提案には定評がある。また薬事管理責任者の有資格者として、薬事法・景表法・健康増進法・医師法・特定商取引法といったビジネスコンプライアンスを踏まえたソリューションを提示している。
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仕事をスピーディに回すコツって?
仕事を進める上でよく飛び交う言葉に「スピード」と「質」というものがあります。どんなビジネスパーソンであっても、この「スピード」と「質」のバランスを問い、そのための仕組み作りや仕事上での工夫に注力しているのではないでしょうか。特に物理的な制作時間を多く要するクリエイティヴの分野では常に課題となります。
◆「スピード」と質は比例する
しかし、仕事のスピードと質は比例するという事実を認識することで多くの問題は解決します。クリエイターの多くは、スピードと質は反比例するものだという考えがどこかにあり、根本的な問題に気づけていないケースがほとんどなのです。仕事の処理が遅い人ほど仕事の精度が低く、スピードがある人ほど仕事の質が高いといったケースはよくあることではないでしょうか。
◆「スピード」を身につける
うちのチームでは、まずこの「スピード」に慣れること、「スピード」を身につけることをベースに仕事をしてもらいます。人それぞれ仕事に対するスピード感は異なるので、最初は大きな負荷がかかり、納期や仕事量と格闘することになりますが、必ず慣れてくるものです。
この方法で仕事を進めると「急いで仕事をすると質が低下する」といった声が必ず上がります。急げばミスが多くなるのは当然ですが、スピードを高めることと質の低下は一致しません。急がずにスピードを高める方法を模索しない限り、仕事の精度が高めることはできないのです。これを理解しなければなりません。
私は「仕事は遅いけど仕事ができる人」を見たことはありません。スピードをもって仕事ができる人は、概して要領が良く、どこにこだわれば質が高まるのかを理解しています。理解できない限り、仕事の精度は高まらないのです。タイムリーな記事を書くことができるライター、緊急度の高い案件をこなせる弁護士、鮮度の高い料理を提供できるシェフ……、いずれもスピードが伴わなければ評価されません。
本人にとっては2週間程かかりそうな仕事であっても、それを1週間でこなせるようスケジュールを組ませます。すると、最初は2週間かかっていた仕事を10日間でこなせるようになり、やがて1週間、5日間とどんどん時間を短縮できるようになるのです。そうなると、2週間かかっていたそれまでのペースが遅く感じられるようになり、1週間での仕事量は倍以上になっていることでしょう。これは、技術的な部分が向上したのではなく、短期間・短時間で仕事をこなすためにどうすれば良いかを考えるようになったということです。でなければこう上手くはいきません。
そしてもう1つ大きな変化があります。
仕事上の決断が早まったのです。
◆決断を繰り返すことが「スピード」と「質」を高める
スピード感をもって仕事を進めるためには、小さいものから大きなものまで様々な決断を下さなければなりません。今まで1時間で1つしか決断していなかったものが、5つも6つも決断を下さなければならなくなります。1つの決断に悩んでいる暇はないのです。逆に言えば、決断する回数が増えれば失敗する回数も増えることになります。この「失敗を恐れるか恐れないか」が、そのまま仕事のスピードに反映されます。失敗を恐れて1つの決断に時間をかける人ほど仕事のスピード感を失っていくのです。
大事なことは、時間をかけて下した決断が正しいとは限らないということです。もし、1時間の中で下した1つの決断が間違っていたとしたら……。その仕事自体は相当なダメージを受けることでしょう。1時間で下した10の決断のうち3つが間違っていたとしても成功率は7割です。決断を繰り返すことにより決断するコツを覚え、やがて失敗する確立は下がっていき、決断する勇気が身につきます。このロジックこそが仕事を効率よく、スピーディに回す秘訣なのです。
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