木村 裕紀(代表取締役社長)
顧客と共存共栄のパートナーシップを構築する株式会社フリーセル・CEO
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株式会社フリーセルCEO。経営ビジョン・事業ビジョンの策定からビジョン達成のための戦略構築、その戦略をスピーディに実行するためのリーダー育成、組織構築、組織全体でのマーケティング活動の推進において突出した手腕を発揮。中小・ベンチャー企業向けのWebコンサルティングを考案し、自社の個(Webコンサルタント)と組織を鍛え上げることで顧客と共存共栄のパートナーシップを築くことに力を注いでいる。
事業ビジョン策定組織構築経営戦略策定
こんにちは
5月22日~26日にベンチャー経営者15名程で、ハノイに視察に行ってきました。
感じたことを2回に分けて記していきます。
ベトナムホーチミンには複数の取引先があることもあり、何度か仕事で訪問しておりますが、首都のハノイは初めての滞在です。
1回目は訪問日記のようになってしまいますが、お付き合い下さい。
初めに、今回の視察でお世話になりました全ての皆様のご厚意に、感謝申し上げます。
今回訪問した先は、
①日系会計企業
ベトナム・カンボジア等に進出している日系企業を中心に、300社程の顧問先を持っておられる先です。
現地法人の立ち上げ方、利点、現地でのビジネス慣習や会計、労務についてお話を伺いました。
②ハノイ工科大学
ハノイ工科大学が、産業界、政府、教育界に通用する一流のIT人材を育成することを目的にしているHEDSPIというプロジェクトがあり、その説明を受けてきました。
HEDSPIというのは、Higher Education Development Support Project on ICT
ということで、ICTを支える高度技術者を養成するプロジェクトという感じでしょうか。
特に日本語が話せて、ベトナムと日本の懸け橋となるブリッジSEを育成し、
日本からのオフショア開発を受け入れ、相互の産業育成を目的に、
日本のJICAやJBICが資金提供や、留学生の受け入れをサポートしています。
その中でも特に優秀な20名程の学生は、国費で2年間慶応大学、立命館大学に
留学をしております。
帰国した留学生の皆さんと、ランチもご一緒してきました。
ベトナムで最も優秀な層の学生たちの、将来ビジョン、今後やりたい仕事、日本で得たことなどを聞かせてもらい、ベトナムの最優秀層のエンジニアの見ている将来像に触れる時間になりました。
③ベトナム国内3位のモバイルコンテンツプロバイダ
学生エンジニアを中心に開発しているにも関わらず、既に国内3位の売上規模を誇っており、将来性が高い企業でした。
そして経営陣が、CEO、COO(マーケティング担当)、CTO(技術開発担当)を明確に執行範囲を定めており、MTGでも専門の経営責任者が専門領域に回答をする姿勢が印象的でした。
ベトナムの若手経営者の企業は、欧米、日本での留学、MBA経験などを通じて、先進国の効率的な経営の在り方、ビジネスモデルを理解し、成長著しい自国市場に対して最適なローカライゼーションを図っていると感じます。
これは、外資の中小、ベンチャー企業が内需マーケットに参入した際の、大きな参入障壁というか、ライバルの強みになることだと感じます。
売上1億にも達していないのですが、現在のベトナムの市場規模、日本との経済格差、国の平均年齢27歳、携帯の普及率を考えると、将来的に更に大きく成長する可能性を感じる企業様でした。
現在の日本でも、モバイル、スマホのSNS、ゲーム市場は熾烈な競争となっていますが、
ベトナムでも大きなビジネスチャンスとなりつつあるようです。
④設立10年のソフトウェア開発、システムインテグレーション会社
日本からのオフショア開発の状況、ベトナム国内のSI市場、今後成長するであろうAndroidアプリの開発の話を伺いました。
また、設立10年平均年齢27歳というと、当社と同じようなベンチャー企業であり、
若手スタッフのモチベーションの源泉や、マネジメントについてもお話を伺いました。
⑤ベトナム最大のICT上場企業の子会社
日本のNTTのような会社の子会社に訪問して参りました。
子会社で社員数2,700名 売上規模45億程
連結社員数12,000名程 売上規模130億くらい
ベトナムのGDP規模が現在10兆円超くらいと考えると、国内GDPの1%以上を
この会社が創出していることになります。
今後GDPが成長すれば相対的に当該企業のシェアは下がりますが、新興国のメガ企業の影響力の強さや、国の発展に大きく寄与している面積の広さなど、驚嘆しました。
子会社顧客の5%しかベトナム企業はなく、58%が日本、欧米で23%とと聞き、
今後のベトナムの市場の成長に合わせて更に巨大化していくことが良く理解できました。
会社紹介VTRなども拝見させて頂きましたが、ベンチャースピリット溢れる内容でした。
スローガンが
民主 団結 イノベーション 挑戦
を掲げており、
なぜ当社が選ばれるか?
①活気と意欲のある人材
②世界基準プロセス
③グローバルリーダーからの信頼
④費用効率
⑤グローバル展開
と明確なマーケットメッセージを送っていることも印象的でした。
ソフトウェア、システム開発の会社ですが、人の品質の高さ、組織カルチャーを高める企業プラットフォームがあり、それを明確に強みとして発信している明快さや簡潔さに、USPの打ち出し方の妙味を感じました。
企業カルチャーをプラットフォームに、ヒトを成長させ、活性化してイノベーションをしているメガベンチャーのGoogle、Appleに近い「自責、自律、自由」を感じました。
また、フライト中に「ザッポス伝説」を読んでいましたが、やはり近しい企業文化を感じました。
⑥日系SI会社の合弁現地企業
この会社では、日本のSIの受託をしており、人材の質が非常に高いようです。
採用力×育成力⇒競争力
ですが、採用面においてはハノイ工科大の学生を大量採用しており、彼らがモチベーション高く仕事をする為の環境作り、マネジメントの在り方などを学ばせて頂きました。
また、こちらの会社の若手と交流会をさせて頂きましたが、ハングリーさ、活力、素直さ、感性、
エネルギーはすさまじく、日本からの受託が積み上がれば積み上がるほど、組織とビジネスがどんどん大きくなる源泉のマグマのようなエナジーを感じました。
日本の企業の飲み会では考えられないような、ソウルフルな熱い会でした。
⑦世界一の真珠の養殖工場
ビジネスプロセス
原材料発掘 ⇒ 原材料調達 ⇒ 加工 ⇒ 製品化 ⇒ マーケティング ⇒ 販売 ⇒ 流通 ⇒ アフターサポート
通常の製造業は
原材料調達 ~ 販売 迄が中心だと思いますが、このプロセス全てを抑えて
のビジネスモデルに、まずは感嘆しました。
*自動車産業が、最大に雇用とGDPを創出するビジネスなのは、このプロセスの帯が
長いからですね。
Webマーケティングですと、
製品化 ⇒ マーケティング ⇒ 販売 ⇒ アフターサポート
や
マーケティング ⇒ 販売 ⇒ 製品化 ⇒ アフターサポート
などが中心です。
工場というと、加工、製品化を低コストで請け負っているイメージですが、
この会社は、原材料を生み出すところから始まっていました。
究極の0⇒1ビジネスを拝見させて頂き、その製造プロセス、人材登用において、
自然の原理原則といいますが、淘汰と再生の法則が活用されており、
「適者生存」のダーウィンの進化論をひとつのビジネスプロセスの中で実現していました。
次回のコラムでは、今回の滞在で感じた
事業、商品、サービスの競争力の源泉と、ヒトの質の競争力について
書いてみたいと思います。
長文で分かりずらい点もあったかと思います。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
平成23年 5月30日 木村 裕紀
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こんばんは
今回は少し指標の記載が多く、強い論旨があるお話ではございません。
ざっとマクロ広告環境をご確認頂き、自社の広告投資の在り方をご一考頂ければ幸いです。
7月15日日本経済新聞より 「国内広告費6,2%増に」 *要旨のみ抜粋
~ 日経広告研究所は10年4月~11年3月の国内広告費が前年度6,2%増えるとの予測をまとめた。
今年1月には同4,0%減との見通しだったが、景気の回復基調を反映して増加に転じる。
2009年度は前年度13,0%減と大きく落ち込んだが、10年度は対前年6,2%回復する。
インターネットは17,3%増(09年度は6,1%増) ~
との記事がありました。
ご存じの方も多いと思いますが、日本経済新聞の月曜朝刊には「景気指標」という面があります。
こちらに
広告扱い高(電通・博報堂調べ)が記載されております。
07年度 対前年0,3%増加 日本の広告費 70,191億 過去最高 *広告費用は電通日本の広告費より追記。以下同様
08年度 対前年8,5%減少 日本の広告費 66,926億
09年度 対前年11,0%減 日本の広告費 59,222億 ネット広告 7,069億
2年連続の二桁近い減少で7兆から5,9兆に。。
それ以降も対前年同月をマイナスで推移しておりました。
しかし、5月3,2%増 6月5,1%増
と対前年同月をようやく回復し始めました。
15日の記事でざっと2010年度の広告総額を予測すると
10年度総広告費 62,893億
10年度ネット広告 8,291億
となります。
様々な要因があるのでしょうが、広告扱い高の横にある指標
法人企業統計 営業利益
営業利益が
07年度 対前年比0,3%増
08年度 対前年比40,6%減
09年度(4月~6月) 前年同期58,3%減
09年度(7月~9月) 前年同期29,1%減
09年度(10月~12月) 前年同期73,9%増
09年度(1月~3月) 前年同期272,7%増
となり、3月決算で大幅な営業利益を確保した企業がようやく本格的に広告投資を開始したと考えられます。
各種景気指標を見ていても、構造的不況業種を除き、08年、09年上半期の最悪期を脱し回復傾向にあるのは確認できます。
リーマンショック後の不況期を乗り越え直近の決算で営業利益の確保が出来た企業様は、改めて自社の広告宣伝に投資を速やかに検討する局面に入ったのではないでしょうか!?
特にROIがマス4媒体より明確なネット広告に対する投資が、2010年は改めて成長する見通しです。
単に広告枠の販売ではなく、自社の経営戦略、事業戦略に共にコミットする弊社の体制は、本格的に再成長戦略を描く企業様にとってお力添えが出来るものと自負しております。
弊社の「Webコンサルタント.jp」からのお問合せも増えてきております。
ご検討中のお客様は是非お気軽にお声掛け下さいませ。
最後までお付き合い下さりありがとうございました。
平成22年7月20日 木村 裕紀
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こんにちは
今回は2月10日から13日で取引先視察訪問でベトナムホーチミンに出張してきたので簡単な所感報告をいたします。
結論から申し上げると短期、中期、長期の当社企業戦略を考えるうえで非常に有意義な視察となりました。
今回いろいろな事を記載したい気持ちが多いのですが、様々な制約条件がありますのであまり細かなところの記載は出来ないものですから、感じたことのみを簡単に記載したいと思います。
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まずベトナムという国の印象ですが人口8,500万人程度が日本よりやや小さいくらいの国土の中で生きており、GDPの規模でいうと日本の1,5%程度ということでマイナス成長の日本とは逆に毎年5%以上の経済成長の最中にある国です。
そして国民の平均年齢が20代ということで国全体がベンチャー企業(若さ、成長性、勢い、基盤が未完成)という感じの活力を放っておりました。
国民性として勤勉で、家族や仲間を大切にし、平和で温厚な方が多いようです。
そんなこともあり、視察先で感じたのはスタッフが非常に純粋な目をして、まっすぐ自分の仕事に取り組んでいる姿勢でした。
経営者として多くの人に接する機会をもち人の可能性を信じている私としては、
彼らのような勤勉性、向学心、成長意欲、柔軟性などをもった方々が3年くらいのスパンでみていくと、相当大きな成長を遂げていくであろうことは実感できました。
当社の採用ポリシーも現状の能力ではなく、未来のその方の持つ可能性を見て人材採用、育成をしておりますので
情熱、素直、柔軟、努力、勤勉、チャレンジ、自律、自助、自責の精神
などのキーワードが人の可能性を高める上で重要になってくるのですが、
ベトナムのIT企業で仕事をしているスタッフからはそのようなものを強く感じました。
企業の競争力、国力を左右するヒト、モノ、カネ、情報のヒトのリソースと成長発展の可能性が非常に高い潜在ポテンシャルにあるという感じでしょうか。
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上の写真はホーチミンの夕方のバイクラッシュの光景です。
まだ電車やバスなどのインフラもないらしく、バイクが一人一台の足変わりということで夕方になるともの凄い勢いでバイクが走っていて圧倒されました。
この強烈なエネルギーや、人々が放つ勢いのようなものを見ていると、今の元気のない日本と対比して精神的な豊かさ、将来や未来への期待、今を生きることの大切さのような人間としての根源的な豊かさや、また現在のような先行き不透明な世界経済の地殻変動の最中で
これからどのような豊かさを日本の社会は追及すべきなのか?
その中でフリーセルはどのような成長の方向性を考えていくべきなのか?
スタッフ一人一人が如何に豊かさを感じられるような会社になっていくべきなのか?
そんなテーマに対しての考えを深める時間にもなりました。
日本は一度築いた経済大国の地位から低下をし続け、国全体が大きなビジョンや方向性を長期で持てなくなっている時期ではありますが、まだまだ本当にアーリーステージの経済規模でも、過去の日本が持っていて見失ってしまっているような精神的な豊かさを個人個人がもっている国もあるということは非常に考えさせられます。
物心両面での幸せの追求こそが人間としての豊かさであると思いますが、物やお金に偏って経済発展をし、その先のビジョンを見失ってしまい、日本人らしさ、日本人としての豊かさ、自信などをなくしてしまったのかななんてことも感じたりします。
あまりマクロなことを言っていてもしょうがないですが、そんな時代の中ですからこそ、「心、志」といったものを大切に、社内に、お客様に本当の豊かさを提供できる会社になるためにより一層の努力をしていかなければならないと考えております。
ざっくりとした所感で申し訳ないですが、我々も発展途上のベンチャー企業として至らぬ点もまだまだある会社ですが、視野を広げ、純粋に柔軟に、チャレンジをする大切さ、仲間との連携、失敗から学び再度チャレンジする姿勢、一人一人の価値報酬を高めていける職場風土などより一層研鑽していくことでお客様のWeb戦略のコンサルタントとして経営課題の解決が出来るような集団を目指して参りますので今後とも何卒よろしくお願いいたします。
視察先のベトナム人の責任者の方からも30年以上も追いかけているBigビジョンのお話などもお聞かせいただけ、非常に刺激になりました。
今回視察先でお世話になった全ての皆様に感謝申し上げます
それではありがとうございました。
平成21年2月18日 木村 裕紀
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こんにちは
さて今回も9月19日から24日でアメリカ、シリコンバレーに視察出張の所感の第三弾を記載していきたいと思います。
今回はざっくりとした旅行記のような感じになってしますが、キャンパス視察にいったGoogle社に関して記載をしていきますのでお付き合いの程宜しくお願いいたします。
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日本にはこんな会社ないなっていうスケールと風土の違いを感じました。
部分的にしか見れていないですが何が相違しているかというと、
・会社が大学のキャンパスのようになっていて、エリア内に多数のキャンパスが点在し大変に広大であること
・キャンパス内にビーチバレー場などのような屋外福利厚生施設が社員向けにあること
・食堂などがキャンパス内のあちこちに点在していて、カフェのようなコミュニケーションスペースが多数
・大学のキャンパスのような雰囲気で午前中であるのに自由にキャンパス内にスタッフがいること
・様々な人種の方がいて、自由闊達な空間だったりGoogleカラーのパラソルなんかが彼方此方にあり非常に自由で開かれた雰囲気であること
・全てのキャンパスに併設された大規模な駐車場(日本の郊外のショッピングセンターみたいな感じ)があり、皆スタッフが車出勤していること
・カリフォルニアの大きな青空と大地に根ざして広大なキャンパスがあり、本当に日本でいう会社ってイメージとかけ離れた
「自由」「クリエイティブ」「自律」「自己主張」なんていうキーワードを感じさせる空間と環境でした。
下の画像は幹部の愛車でしょうか!?
ポルシェのケイマンSという車種ですが、アメリカ西海岸はナンバープレートにカバーをつけてメッセージを発したりするカルチャーがあるのですが、
I,m Feeling Lucky Google とあり 私は幸運を感じている Google
って自分の働いている会社への深い愛情と自身がみなぎってておもしろいなと感じました。
とまあキャンパス内歩いているだけでも、カルチャーショックというか、スケールの違いというか、世界一の検索の会社の
懐の大きさみたいなものを感じて大変有意義でした。
自分のリソースの3割はクリエイティブに注ぎ込め!みたいな話をGoogleに関して聞いたことがありましたが、実際あんな開放的かつ素敵な空間で優秀な人材が自助の精神をもって切磋琢磨したら凄いものが産まれてくるのは当然だなって感じました。
当社もAdwords広告でいえば150アカウント程度を日本の市場で広告出稿しており彼らのビジネスの推進を協力させていただく立場です。
普段お客様にご提案していたり、自分自身が検索をしていて当たり前の存在でしたが、ここから世界中に影響力を発信しているんだな、また当社も多少なりとも影響を受け、意識しながらビジネスをしていることを思い実際に足を踏み入れてみると大変感慨深いものがありました。
これだけ広大な空間で多様な人種がそれぞれの仕事を自由闊達に行うことで最終的には、Google社からの様々なサービスが生まれ消費者に世界中で受け入れられ、ブランドと企業価値が出来上がっていることを感じ、Googleの企業理念やビジョン、行動指針などが気になって帰国後すぐに調べてみました。
ネット業界の世界的なリーディングカンパニーであるGoogle本社に触れることが出来た体験は大きな刺激となり、今後の自社の事業の成長の限界を自分達で決めてはいけないなと感じ、改めて高い事業意欲を持つことが出来ました。
西海岸では毎年多数のWebマーケティング関連のカンファレンスなどが行われているようですし、当社も日本における「中小・ベンチャー企業向けWebコンサルティングのリーディングカンパニー」となり、いずれはアメリカ発の新技術、サービスなどを日本にマーケットイン出来る会社に成長してシリコンバレーのIT企業と真剣に取引できるようなステージに至りたいものです。
3回に分けて記載してまいりましたが、非常に刺激になり、また生の情報を得て、スケールの大きさを感じということで今当社が立っているところで益々の精進をしていかなければならない気持ちになり、大変勉強になる視察となりました。
お付き合いいただきありがとうございました。
それでは失礼いたします。
平成20年10月20日 木村 裕紀
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こんにちは
さて今回も9月19日から24日でアメリカ、シリコンバレーに視察出張の所感の第二弾を記載していきたいと思います。
お付き合いの程宜しくお願いいたします。
今回は今回訪問先のシリコンバレーのベンチャー市場に関してです。
まず今回改めて感じた一番のことですが、
アメリカの市場やスケールはとてつもなく大きく、チャレンジするものが多数おり、チャレンジ出来るものを応援する環境があり、成功者を輩出する仕組みが社会に組み込まれているなという点です。
もちろんお話させていただいたのが、シリコンバレーのベンチャーキャピタルであったことからアメリカの中でも特に、上述したような環境があるエリアだからであることも私の印象に大きく影響を与えていると思います。
シリコンバレーがなぜベンチャー発祥の地とされ、世界に名だたる先端企業の発祥の地となっているのかということはいろいろ聞いておりましたが、今回で身をもって体感することが出来ました。
企業の経営資源である「ヒト・モノ・カネ・情報」をひきつけて育てていく環境がこの場所にはあることが理解できました。
1、ヒトの部分
スタンフォード大学など世界中から優秀な学生が集まっており、またGoogle、Apple、Yahoo、インテル、オラクル、サンマイクロシステム、など優秀な人材をひきつける企業があり、またそういった企業から巣立った人間達が新たなベンチャー企業を生むという企業において一番重要な人財が育成輩出されて集まる環境があるようです。
Googleやスタンフォード大学などを見学した印象としては、インド系やアジア人も多く在籍している印象でした。
先進的な企業が多くその土地に根付いていることで、優秀な人材を磁石のように引き寄せる力が働き、そのことで新たなベンチャーが産まれ、産業が産まれて発展していく仕組みになってるようで、私は今回ですごく納得したのですが、1960年代くらいからそういったカルチャーがあったようですね。。
2、カネの部分
政府でのベンチャー企業への税制優遇、投資家に対しての税制優遇があり、VCもアーリーステージ企業に対して平均2億円くらいの資金を出資するということで、当面の運転資金、開発資金を供給し、何らかの技術に特化した企業に対して開発に集中して取り組める資金を用意して総合的な経営のサポートまでしていく投資スタイルであるようです。
3、Exitの部分
投資先の会社もニッチなものに特化した新たなテクノロジーを産み出す会社が多く、そういった企業で真に市場ニーズがあるものを開発するとGoogle、Yahoo、Microsoftなどのアメリカネット業界の巨人達が企業買収という形で数億円から数千億円でM&Aしたりするケースもあるようで、上場する以上にM&Aという市場が出来上がっていて、VCも出資して経営支援、事業提携支援など総合的にベンチャーを育ててExitしていく環境にあるようです。
所感としては企業経営の成否を分ける人材が集まり研磨される土壌があり、その中から育った世界的ベンチャー企業があり、そこで働く人間達も企業の成長とともに成長し、ストックオプションの行使などで資産形成し、起業し、それを支援する投資家やVCがあり、側面支援する環境もあり、成功したベンチャー企業が新たな企業を買収して更に成長しという新たな産業のもととなるベンチャーを輩出する仕組みと夢とロマンが集い、競争し研磨される環境であるということでした。
もちろん裏側では多くのベンチャー企業が成功を手にすることなく消えていっている現実もあるのでしょうが、日本にはここまでのベンチャー育成環境はないと思いますし、アメリカのIT産業のスケールの一部を肌で感じることが出来大きな刺激となりました。
所感ばかりで恐縮ですが、今回はこのあたりで失礼いたします。
それではありがとうございました。
平成20年10月6日 木村 裕紀
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9月19日から24日でアメリカ、シリコンバレーに視察出張に行ってきましたので、今回のコラムから3回シリーズで学んだこと、感じたこと、などを記載していきたいと思いますので宜しくお願いします。
冒頭ですが、今回お会いさせていただき、お話を聞かせていただいた方に深く感謝いたします。![]()
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それではまず今回の渡米の経緯から簡単にご説明いたしますと、昨年7月にNYに視察旅行に行き、非常に刺激になったと共に熱いPASSIONを持ち帰ることができ、当社COO役である私のエネルギーレベルを高めることが出来、事業推進上の熱意、アイデアや発想を広げることが出来ました。
そこで年に最低1回は渡米して感性を磨き、より高みにあるもの、ネット先進国のアメリカから見た日本、市場の変化、自社の向かうべき先などを確認して行きたいと考えました。
以前LAに行ったこともあったので、私の尊敬する一人である前職の経営者と食事をしていた際に次に行くならシリコンバレー、サンノゼに行くとよいと薦められたのもあり、6月から今年はサンフランシスコにしようと決定したものでした。
何でも検索して情報にアクセス出来る時代ではありますが、自分の目で生で見て、耳で聞いて、心で感じて気付いたことは大きな自己投資になりますし、その自己投資を経営者の一員として会社の成長戦略にフィードバックしていくことが
私の責務であると認識しております。
*自己投資なんで当然費用は全額自己負担です。
ではさっそくアメリカのネット市場に関して聞かせていただいた内容を記載いたします。
*視察先でお聞きしてきたこと、学んできたこと、感じたことを主観的に記載しておりますので細部までの正確性は保障しきれるものでないのでその点はご容赦下さい。
アメリカのWeb市場は成熟、多極化フェーズに入ってきているようでネット市場の市場成長率は5,7%とのことですが、
驚愕したのがアメリカのネット広告代理店上位50社以上が全て100億以上の年商を誇っているとの話でした。
日本ではネット専業の広告代理店で同様の条件で比較すると7、8社程度なのを比較するとスケールの違いが明白です。
アメリカはテレビもPPVなどが主流であり、2億8,000万人口に対して15,000以上のチャンネルがあるといいます。
日本では1億2,000万人口に対して数百チャンネルといわれており、メディアの数、スケール、ニーズの多様化の受容などが
違うようです。
テレビがそもそもそんなスケールなんでネットも多種多様のメディアがあり、最近のトレンドとしてはユーザーセグメントがはっきりした各種テーマに特化したサイトが成長しているようです。
そういった背景もあり、日本では名前を聞いたことが無いようなAdネットワークが多数あり、広告主として選択できる幅が相当広いのも特徴であるようです。
そこで広告代理店も各社によってUSPが違い、得意領域が明確にあってそのフィールドでそれぞれが勝負しているような特徴もあるようです。
アメリカではマスメディアとCGM(消費者発信メディア)の中間のニッチだけどプロフェッショナルなメディアが多数あるようで、マーケットの大きさの違いを認識させられます。
日本でも最近はCGM系の代表的なメディアがいくつか立ち上がり、サービスの多様化をみせておりますが、その点数年先をいっていると共に、国民性、カルチャー、市場などの違いから広告代理店、コンサル会社、広告主、ユーザにとってネットビジネスを成長させる環境が整備され多様化、進化していることがうかがえます。
それを象徴しているのが今年当社も出展したWebマーケティングEXPOのようなカンファレンス(Web2.0 Expo)が多数開催されていることにもあるようです。
そういった面で自社のことを少々申し上げると、当社のコアビジネスは広告代理業ではなく、中小・ベンチャー企業向けにWebコンサルティングサービスを提供し、クライアントの自社メディアの構築、各種ツールを戦略的にアレンジして価値設計してクライアントのWebを通じてのストラテジーの構築、マーケティング戦略の構築、運営をすることで共存共栄で成長していくことを展開している企業であります。
我々の提供価値は限られた予算を大手同様の手法で広告投資するのではなく、自社の資産価値になるようなコンサルティングをする企業ですので今後の市場環境の変化、進化の方向性を読み、当社の向かうべき先、優先順位、コアコンピテンシーに何を育てていくかを考察するうえで非常に参考になりました。
だいぶ長くなってきましたので今回はこれにて失礼いたします。
ありがとうございました。
平成20年9月27日 木村 裕紀
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こんばんは
先月末の日経新聞の記事から抜粋です。
地域別にネット広告配信
「利用者のIPアドレスを解析し、接続地域を市町村単位で特定。
周辺の不動産や店舗などの広告をサイト上に掲載する。
IPアドレスから接続元の所在地を割り出すサービスは日本国内にすでにあるが、新サービスは割り出せる件数の比率が
他社に比べ最大で約2,8倍高いという。
ネットでは検索キーワードや利用者が閲覧したサイトの履歴などに応じて広告を表示する手法が広がっているが、利用者の
居住地域に合わせた広告は地域の特定が難しく普及していない。」
などという記事を目にしました。
以前今回のコラムと同様のタイトルのコラムを記載しましたが、これから広告が更に多様化してきて進化することで中小・ベンチャー企業向けのWebコンサルティングを手がける我々としては非常に価値を生み出しがいのある状況になっていくことが予見されます。
特定の業界・商圏内での企業ブランディングなどはこれからの中小・ベンチャー企業にとっても重要になる時代になり、広告メディアが多様化、ニッチ化することで、ブランディングにかける投下コストが従来より一層安価になってくるのではないかと思います。
これからの時代はブランディングはナショナルクライアントだけの話ではなく、
中小企業も自社媒体の育成、自社メディア群の構築、自社のブランド戦略の考案などが重要になる時代がもうすぐ来ると思います。
中小・ベンチャー企業様向けの自社メディア戦略の考案、プロモーション戦略の考案などは当社の非常に得意とする領域で
ございますので、そういったニーズには是非当社Webコンサルタントにご用命を賜れれば幸いです。
それではありがとうございました。
平成20年7月9日 木村 裕紀
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こんにちは
まずは以下の記事から、
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20071220AT1D200AD20122007.html
どうでしょうか!?
日本の広告代理店最大手企業がネット広告代理店大手のオプトを傘下におさめたというニュースです。
ご存知の通り4大メディアと言われたテレビ、新聞、雑誌、ラジオの広告媒体を2007年においてネット広告が
雑誌を抜き去り、テレビ、新聞に続くメディアに成長しました。
そして2010年には新聞広告の9,462億円(2007年実績)をもネット広告が抜き去るのではないかという
予測がなされております。
そういった最中での最大手広告代理店とネット広告代理店の大型の連携は、これからの日本の広告市場を
大きく示唆するものであると考えています。
大きな変化が起きるときは新たな仕組み、ビジネスチャンス、新たな市場、既存の価値観の変容などいろいろと
変化していくことが世の常であります。
当社は「中小・ベンチャー企業様向けWebコンサルティング」を主戦場としておりますが、大手市場だけの話だから
という認識でこういった事象をみておりません。
これから予測されること、それに伴う戦略などはここには記載できませんが、日本のネット広告市場や、出稿主の
クライアント様、当社のような企業にとってもこれから益々おもしろくなる予感がしております。
話は変わりますが、今月27日に「Webコンサルタント」という選択というフリーセル監修書籍が全国書店の店頭
に並びます。*金色の書籍なんできっと店頭で目立っています。
難しいことを並び立てるのではなく、当社の主戦場の企業の経営者様、ご担当者様が、自社で何をするべきかなど
の視点から、極力平易にWebで実業につなげるためのPOINT、情報を幅広くご紹介してございます。
ネット広告・Webマーケティングはこれから大手を中心に更にスピードを増し、新しい潮流が出てくることが予想されますが、常日頃から外部環境の変化を意識し、自社のWeb戦略を研磨していくことが、勝ち残るひとつの大きな鍵かと思います。
我々もクライアント様の企業のWeb戦略の構築、実行、検証、チューニングとお手伝いできる領域、質を更に向上できますよう企業努力をしてまいりますのでよろしくお願いいたします。
それではありがとうございました。
平成20年3月22日 木村 裕紀
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こんにちは
市場の変遷後編として前回の続きを記載していきたいと思います。
前編でお話したように各種胴元の覇権を争う時代がしばらく続き、2005年くらいまで進化を続けながらその覇権争いが続いた時代に思えます。
その間ネットで少しづつWEBサイトを構築しいかに結果を出していくかが問われるようになってきて、ネット関連企業が増え続け、多種多様のネット広告が築かれていったと思います。
ただし結果を出してビジネスに落とし込みができたのはごくごく少数派の時代 。
なぜなら
・まだまだネット人口がすくなかった。
・結果を出す因果関係がみえずらかった。
・結果を出せる媒体が少なかった。
・中小企業からすると費用対効果の高いネット投資が少なかった。
・業種・用途別のポータルサイトが乱立し無計画な獲得競争がおきた
・業種によっては最近まであまりネットに投資する業界慣習がなかった
・消費者需要形成がされていないマーケットに広告出稿していた
などなど
そういう中でECサイト以外でWEBからの集客の恩恵を受けることができたメインの商用サイトは、YAHOOカテゴリに登録されることが出来た一部のサイトが中心でした。
ただ、審査が厳しく、無料で申請できた頃は私の記憶では20サイトに1つ掲載されれば良いほうだった記憶があります。
厳しい独自の審査を経て申請受理されたサイトのみが圧倒的なトラフィックを得るような時代でSEOとかいう概念もほとんどありませんでした。
1ヶ月100件程度のアクセスしかないようなサイトが多数あり、WEBはビジネスに繋がらないというイメージを強くお持ちされる経営者が多いのもこの頃に醸成された感じがします。。
そういった背景の中、
メディアレップの確立によるメール配信広告、バナー広告、中小ポータルサイト掲載広告、などあらゆるネットメディアの確立、CGIアクセスカウンターからアクセス解析へ変わり、アフィリエイト広告、大手オンラインモール掲載などアクセスを増やし、計測するサービスが増えていきました。
その流れでYAHOOも2001年の春先くらいにビジネスエクスプレスという有料化されたカテゴリサービスが始まり、優良かつ信頼性の高いサイトが掲載され数が着々と増加していきました。
そのことが日本のネットユーザーの数を着々と増やしていき、知りたいことがあればインターネットで検索して、YAHOOのカテゴリにある情報を見るみたいな文化が定着して日本のネットユーザの育成をし続けていたように感じます。
2005年春先くらいにはYAHOOからGoogleの検索エンジンが外され、YSTという今のSEO、検索連動型広告の走りになる
ロボット検索が独自に採用され、同年10月の表示結果がカテゴリ優先からYST優先に変更されることは日本のWEB市場の大きな転換になった出来事だと感じます。
そのことによりYAHOO、Google、MSNに対してのSEO(検索エンジン最適化・上位表示)、ブログの流行からCMS(コンテンツマネジメントシステム)などによるビジネスブログ、 LPO(ランディングページ最適化)対策、ユーザ導線の改善、 ロングテールの広がりと共にネットからビジネス上の恩恵をうける企業がどんどん増えていき、どんどんリアルな結果をだしていく方向に多様化するサービスが向かっていき、進化を続けている現在に至っていると思います。
かなり要約して記載していますが
1、インフラの構築・整備が続き
2、WEBサイトの増加とともにユーザ育成・広告・ポータルサイトの育成が進み
3、結果を出すためのサービスが増加し競争により磨かれてゆき
4、YAHOOの転換により大きな市場転換が起きた
5、ユーザの増加と共にロングテールといわれる多種多様の価値観、市場が生まれる環境になってきた
6、そこに対して価値提供するネット企業の数も増えてきた
その結果として4大メディアのラジオ広告を2004年にネット広告が追い越し、2006年の広告費では雑誌広告が3887億円に対してネット広告が3630億円となり大手クライアントだけでなく中小企業のWEB広告使用企業が非常に増加してきたということが日本の広告市場に対してのWEBの位置づけが大きく転換したことを現していると感じます。
その市場の変化に応じて
・従来の広告以上に明確な効果検証ができる(CPAなど1件あたりの獲得コストにまで落とせる)
・従来広告のインプレッション(表示回数)⇒クリック数、ユーザアクション(コンバージョン数)
という広告自体の提供価値、概念が変容してきたのが近年だと思います。
よってようやく業種業態を問わずWEBでビジネスに落とし込むための因果関係が充実すると共に、多種多様のサービスが増えてきてWEB戦略の成否は経営の重要課題のひとつになる時代が入り口まで訪れてきたと考えております。
長くなりましたが私なりにこの業界の変容を振り返り、そういった市場背景の中で、どのようなビジョンを持ってフリーセルの事業組織を構築してきて、今後どこを目指していくのかを次回お伝えしたいと考えております。
毎度の長文ですがお付き合いいただきありがとうございました。
平成19年11月22日 木村 裕紀
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こんばんは
フリーセルの事業組織に関して語るにあたり、第2回目のコラムとして私がこういった業界に関わりだした99年くらいから
現在に至るまでの市場の変化に関して記載していきたいと思います。
まず前編として私がインターネット業界に入るきっかけとなった90年代後半のお話からSTARTすることにします。
99年3月に現JASAQ上場企業株式会社テレウェイヴという会社に入社することから始まりました。
当時のテレウェイヴはOA機器の販売会社であり現在のIT総合ソリューションパッケージの会社の前身の時代であり、
今後のインターネット市場の拡大に合わせてソリューション事業部というものが立ち上げられることになりました。
その立ち上げから3年程度のところまで私は関わった形となりました。
当時のインターネットの市場は今や便利になってしまったので忘れてしまった方も多くいるかと思いますが、
インターネットサービスプロバイダが乱立し、アナログ電話線を繋いで「ぴっぴピー」とかいいながら28,8Kで接続
をするような時代でしたよね。
その頃市場では光通信がHITMAILというサービスで月額¥1万の半年契約で中小企業に対して首都圏を中心にドメインの取得のレンタルサーバを営業している状態でした。
当時のテレウェイヴではそれに対して月額¥2万の36ヶ月契約で簡易的なHP付きのレンタルサーバを拡販しておりました。
当時私たちは5人チームで月間50契約のノルマで日々3件から4件の顧客訪問をし、必死に半額で契約期間6分の1の
競合会社と行く先々でバッティングしながら1社1社にドメインとHPを売り込み目標を達成し続けていました。
その頃のお客様の反応は「インターネットって何?」 「HPって何?」 「ドメインって何?」みたいな状況で、それを説明して受注する私も自宅では28,8Kでインターネット、会社の接続されるPCも数台のみと、、今から8年前くらいとはいえ、隔世の感がありますよね。。
NTTドコモがIモードをスタートさせたのもちょうどこの頃でしたね。
その頃はある意味日本全体がITバブル手前の市場導入期でインフラの構築・整備の時代という感じでした。
何のインフラかと申し上げると、
1、YAHOO、楽天などの現在の巨大メディアの出現から認知されていくポータルサイト競争時代
2、ISPなどの競争による料金引き下げ、INS64⇒128Kでの接続など接続環境の整備とネット人口の増加
3、WEBサイトの立ち上げの加速による企業サイトの増加
4、それに伴うドメイン・レンタルサーバー提供市場の成長
(たしか100MBくらいのWEBサーバが¥5,000から¥50,000くらいしてました。。)
5、ネットでの決済手段が出始め利用者に認知がされてきた
6、バナー広告、メール配信広告などの現在のネット広告の導入サービスが生まれた
7、WEB産業の担い手であるクリエイターなど人材を排出する環境がうまれだした
など現在当たり前のようにある企業ドメイン、低価格なレンタルサーバ、ブロードバンド接続、溢れんばかりのWEBサイト、決済手段、ネット広告、ネットメディアなどの多くのもののが、この当時の過当競争・競争激化による低料金化、サービス向上などを繰り返しながら創出されていた時期といえます。
ゴールドラッシュ手前(少し前の中国みたいな感じでしょうか、)で多くの市場参加者がいて、先が見えない中での、ビジネスモデルが確立する手前の状態での無謀な先行投資ビジネス、過当競争が多くあり、成功して現在のネット市場を支える
企業が生き残り、多数のいなくなった企業もいるのがこの時期でした。
ポータルの覇権争い、ISPのシェア争い、サーバの料金競争によるシェア争いなどインフラの胴元が争いを繰り広げた
時代だったように思います。
YAHOOJAPAN96年設立⇒創業97年上場
サイバーエージェント98年3月設立⇒2000年上場
楽天市場97年2月設立⇒2000年上場
サイバー・コミュニケーションズ96年6月設立⇒2000年上場
まぐくりっく99年9月設立⇒2000年上場
などなど
設立から非常に短い期間で上場し、現在のメディア、ネット広告などを支える創世記の企業が多く上場をしていきました。
今ではなかなか考えられないことですね。。
前編では過去を振り返りつつ、2000年前半くらいまで続いたインフラの構築・整備という日本のネット市場の導入期の概要をシンプルにお伝えしてみました。
長文ですがお付き合いいただきありがとうございました。
平成19年11月12日 木村 裕紀
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こんにちは
今回は当社フリーセルの事業組織の中身と各組織のMISSIONを何回かに分けて記載してみたいと思います。
私は常務取締役として事業本部(営業セクション、CSセクション)を統括しておりますが、どんなビジョンを持って戦略に落とし込み、組織構築をしているかをお伝えできればと思います。
初回は市場概況としてネット企業といわれる業界大手の会社はどのようなターゲット、マーケットにどういう価値を提供している会社が多いのかをお伝えできればと思います。
会社概要などをみてもこの会社は何を中心にどんな価値を提供している会社なのかが分かりにくいという業界でもありますので、シンプルにその点を中心にお伝えしていきます。
つまり我々の組織を語る前に、現在のネット企業といわれる会社がどういう市場で、どのような価値提供をしている会社が多いのかを経営者目線で簡単に解説したいと思います。
0、当然ですがYAHOO、楽天、MIXIなどを中心とする媒体運営会社(胴元ですね。)
1、ネット広告代理店(胴元の枠を販売)
YAHOO,MSNといったPC系ポータルサイト、様々なネット上の広告メディアに対して広告枠の販売をする会社。
最近ですと検索連動型広告(OVERTURE,Adwords)の広告出稿代理を販売する会社も多くおります。
メインターゲット
ナショナルクライアント、中堅・大手企業
予算感
月額予算100万以上
利点
90年代後半から様々なメディアの販売に関わっているため、ある程度の精度で数値予測ができ、CPO(獲得単価)、ブランディング、メディアミックスなど様々な目的に合わせた広告の企画ができる。
問題点
広告代理店のため、粗利益率が低い関係でなかなか低予算の顧客に対して手厚いサービスができない。
2、大手WEBサイト制作会社(胴元に掲載する媒体の制作)
デザイナー、コーダー、ライター、ディレクター、プログラマー、エンジニアなど技術専門で組織を構築し、100万程度から数千万規模のサイトまでの受託構築をする。
メインターゲット
中堅・大手企業
予算感
初期制作予算100万以上から数千万まで
利点
大手クライアントの制作実績も多く要望通りのサイト構築ができ大規模サイト・システム絡みのサイト構築に長けている。
問題点
コストが高い。
3、SEO(検索エンジン上位表示)対策会社(胴元の媒体内での掲載順位の向上)
YAHOO、Google、MSNといった国内シェア90%以上を誇るポータルサイトでの検索エンジン上位対策を中心にサービス提供をする企業。合わせて検索連動型広告の出稿代行も行う。
メインターゲット
中堅・大手企業
予算感
成果報酬による月額予算30万以上 初期費用30万から
利点
多くの会社があるが信頼性の高い会社になると成果報酬型で上位表示が実現できる
問題点
上位表示したが離脱率が高く、成約にいたらない。報酬がかなり高額である。
その他
4、インフラ構築企業(サーバ、ドメイン、各種システム・アプリケーション開発)
5、WEBシステム開発企業
6、モバイルコンテンツ開発企業
7、アフィリエイトシステム開発、販売企業
8、ECシステム開発企業
9、ECサイトコンサルティング企業
10、各種ツール開発企業(アクセス解析、広告解析ツール)
などなど胴元であるポータルメディアを中心に様々な付加価値を提供する会社があるかと思います。
次回はそういった市場参加者の私が見る90年代後半から今までの様々なサービスの隆盛を追っていきたいと思います。
追っていくことで歴史を振り返ると共に、これから求められるニーズ、市場の変化などを独自の観点でお伝えしていきます。
ありがとうございました。
平成19年10月30日 木村 裕紀
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