天野 斉之(セールスマーケティング課次長)
「エンドユーザー視点の把握」×「継続的な効果測定&改善」=「勝ちモデル」を構築
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100サイトを超えるWebディレクション、20社以上の企業への総合Webコンサルティングなど、豊富な経験を誇り、特に美容業界を得意分野とする。プロモーションツールやブランディングツールとして、Webサイトや各種Web広告を機能させ、成果を生み出したいというニーズに対し、効果的なWeb戦略を提案。「エンドユーザー視点の把握」×「継続的な効果測定&改善」により「勝ちモデル」を構築している。
Webプロモーション戦略立案Webマーケティング
こんにちは。Webコンサルタントの天野です。
本日のコラムのテーマは、「就職活動×ソーシャル」です。
2013年度卒業の学生を対象とした就職活動の、企業説明会等の企業の広報活動は、就職活動の早期化による学業への影響を大学側が強く懸念していることに配慮した経団連が採用に関する倫理憲章を変更したことで、2011年12月1日からという例年よりも遅いスタートとなりました。
12月1日にオープンしたリクナビ2013が、アクセスが集中したためにシステム障害が起き、一時サービス停止となったことも記憶に新しいところであり、年が明けた今頃は就職活動も本格的なフェーズに入り、いっそうの熱を帯びてきているのではないでしょうか。
そんな現在の就職活動において、中小企業・ベンチャー企業の経営者やご担当者の方々も、頻繁に「ソーシャル」という言葉を耳に、目にされるようになってきたのではないでしょうか。Facebookをはじめとするソーシャルネットワーク(プラットホーム)の利用者が日本国内でも急激に増加していることをあり、ソーシャルネットワークを活用して採用活動を加速させようという企業が増えてきております。ビジネスに特化したソーシャルネットワークであるLinkedIn(リンクトイン)も、2011年10月に日本語対応がなされました。
また、一昨年あたりからはソーシャルメディアを活用した就職活動=「ソー活」という言葉も生まれています。
あのリクナビも、リクナビ2012でもリクナビ2013でも推しているのがFacebookであるため、簡単にFacebookを企業がどのように活用しているのかをみてみたいと思います。
リクルートさんがFacebookの活用を学生に推奨していることもあり、昨年以上に現在は多くの学生がFacebookを利用して情報収集などをするようになったのではと想像しています。
リクナビ自体、Facebookページを持ち活用しています(リクナビ2013 就職活動サイト)。
就職活動中の学生が上記リクナビ2013のFacebookページの「いいね!」を押すと、色々な企業の新卒採用Facebookページが取り上げられたり、様々なビジネスパーソン(社会人としての先輩)へのインタビューが紹介されたりと、自分のウォールに就職活動に役立つであろう情報が表示(配信)されます。もはや“もう一つのリクナビ2013”といったところですね。
次に、それぞれの企業単位での活用状況はどうでしょうか。
Facebookのアカウントをお持ちの方であればぜひ見て頂きたいのですが、Facebookにログイン後、ヘッダーの検索窓(サーチボックス)に「新卒採用」と打ちこんでみて下さい。
いくつかの候補が表示され最下部に“「新卒採用」の検索結果をさらに見る”と表示されるのでクリックして進んでみます。
するとかなりの数の企業の「新卒採用」のFacebookページがヒットします。
例年、学生の就職人気ランキングの名前の挙がる有名企業はもちろん、大手企業だけでなく中小企業、新進気鋭のベンチャー企業などが構えた新卒採用Facebookページがあることがわかります。
活用レベルに差はあれど、多くの企業が採用活動においてFacebookを活用していることが見て取れます。
それぞれの新卒採用Facebookページ、ウォールでは下記のような情報が配信されています。
・説明会や各種イベントの告知
・人事担当者からのメッセージ
・実際に働く社員の方々へのインタビュー
・社内風景
・内定者の声
・よく寄せられる質問への回答
もちろんこれまでも多くの企業が独自の新卒採用サイトを持ち、上記のような情報を配信してきました。
ただこれまでのWebサイトと異なるFacebook活用の利点としまして、例えば
■就活生A君にFacebookページを知ってもらい「いいね!」を押してもらえれば
・就活生A君のウォールにリアルタイムで更新情報が配信される
・「いいね!」を押した就活生A君の友達B・C・D…君のFacebookの右サイドバーに就活生A君がとある企業の採用ページに「いいね!」を押したことが配信される
・就活生A君がとある企業の何らかの記事に「いいね!」やコメントをすれば、その行動も友達B・C・D…君のFacebookの右サイドバーに配信される。
など、情報伝播力が非常に高い。
■Webサイトの更新と違い、仮にWebリテラシーの高くない人事担当者でも簡単に情報更新が可能。
などが挙げられます。
Facebookを使いこなしている就活生は、情報感度や情報発信力が高いと考えられるといった理由から、選考における一定のプラス要素と捉える企業もあるそうです。
もちろんすべての学生がFacebookを利用しているわけではありませんので、引き続き自社の採用サイトや大手採用ポータルサイトとの情報の連動や導線の確保なども行っていかなければならないと思います。
ただし、2013年度卒業、2014年度卒業、2015年度…と、少なからず向こう数年はこのソーシャルメディアを活用した就職活動=「ソー活」の動きは活発なものであろうと予測されますし、新卒採用はもちろん中途採用なども含め、積極的な採用を考えている企業は早めに取り組むに越したことはないテーマと言えます。
また余談ではありますが、先般の「食べログ」問題等も受け、今まで以上に「どれだけリアルな情報を誠実に就活生(求職者)に発信していけるか」という点も、企業が就活生(求職者)に選ばれる、信用されるために重要なことだと思います。
“ソーシャル”や“スマートフォン”“タブレット”など様々な領域にてIT関連技術は日々進歩し、それに併せて消費者のライフスタイルやアクションも刻々と変化していくため、おのずとそれに対応したマーケティングやプロモーションの戦略を柔軟に実行していかなければなりません。
今回のコラムにて取り上げました「就職活動」は、その中のテーマの一つにすぎません。
Webに携わる一人の人間として、引き続き皆様に情報発信していければと思います。
2012年も、どうぞ宜しくお願い致します。
(追伸)
弊社の新卒採用Facebookページです。
https://www.facebook.com/recruit.freesale
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