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天野 斉之(セールスマーケティング課次長)

「エンドユーザー視点の把握」×「継続的な効果測定&改善」=「勝ちモデル」を構築

100サイトを超えるWebディレクション、20社以上の企業への総合Webコンサルティングなど、豊富な経験を誇り、特に美容業界を得意分野とする。プロモーションツールやブランディングツールとして、Webサイトや各種Web広告を機能させ、成果を生み出したいというニーズに対し、効果的なWeb戦略を提案。「エンドユーザー視点の把握」×「継続的な効果測定&改善」により「勝ちモデル」を構築している。

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インターネット従量課金化!?から考えること

2008年09月26日 02:50 PM

 投稿者 天野 斉之

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こんにちは。Webコンサルタントの天野です。


本日は、「インターネットが従量課金化されるとしたらどう?」というアンケートの結果から少し考えてみました。
株式会社アイシェア様が実施されたリサーチです。)


皆さんもご存知の通り、日本では現在、インターネットは「定額で使い放題」が当たり前という認識ですが、アメリカにおいては昨今、インターネットの渋滞解消策として、ユーザーの通信量に応じて「従量課金」方式を採用しようという動きがあるそうです。


…今後、仮にアメリカでそういった仕組みが一般的なものになったとしても、日本ではそれを踏襲することはないであろうというのが個人的な見解です。
どういった考えかを述べる前に、まずはアイシェアのリサーチから見てとれる、ユーザーの皆さんの反応を紹介させていただきます。

ネット利用者は現状の通信速度をどう感じ、従量課金への回帰をどうとらえているのか?20代から40代を中心とするネットユーザー男女415名の回答を集計した。
回答者の回線種別は「光」が49.2%、「ADSL」が36.9%、「ケーブル」が10.1%、「携帯通信・その他」が3.8%。


インターネットの通信量に応じた従量課金化についてどう思うか?と聞いたところ、全体では「定額のままがよい!(従量は反対)」が85.1%とほとんどの人が「反対」。
「使わなければ安いのであれば賛成!」が11.6%、「理由がわかるので賛成!」はわずか3.4%で、従量課金化には抵抗が強いようだ。


男女別に大きな差は見られなかったが、年代別に見ると20代で90.4%、30代で87.5%、40代で77.1%と若い年代ほど反対派が多かった。


引用元:インターネット従量課金化に8割半が反対 - アイシェア リサーチ




現在、インターネットはもちろん、モバイルも「定額制」が常識的なものになっています。
「使わなければ安いのであれば賛成!」が11.6%ということでしたが、モバイルであればプランが詳細に分かれているでしょうし、PCのインターネットもモバイルほどではないとしても探せばニーズに合ったプランがあるのではないでしょうか。


日本では定額制が覆される可能性は当面ないであろうというのは、大きくはYahoo!の株主でもあるソフトバンクの存在があります。
Yahoo!とOvertureによって、最近インタレストマッチという広告が開始されました。このインタレストマッチという広告は、興味関心連動型広告とも表現され、今後Yahoo!とOvertureが本腰を入れて拡販していくものです。
※以前、当社常務の木村のコラムでも紹介しております。


インタレストマッチは、中小企業・ベンチャー企業様にとっても非常に有効であろう広告手段なのですが、この広告の仕組み自体、ユーザーが長時間様々な「コンテンツ」を閲覧している(=ネットサーフィンしている)という行動を基軸とするものです。そのため、インターネットが従量課金制になったとしたら、ユーザーのインターネットにおける行動特性も変化し、Yahoo!やOvertureの営業戦略にマイナスの影響が出るでしょうし、それはソフトバンクにとっても決して喜べるものではありません。


また、ソフトバンクやOvertureのことを除いても、わかりやすいところで言えばインターネットショッピングで販売高が年々増加しており、このことからもインターネットが深く日本人の生活に入り込んでいる、かなりの割合の日本人が、インターネットによって生活を快適に送っていることが明らかに予想できます。


Youtubeやニコニコ動画といった各種動画共有サイトによって、余暇を楽しむ方もかなり増えましたし、そういった動画共有サイトに広告出稿ができるようになったことで、様々な企業がビジネスチャンスを拡大することができているなど、インターネットの利便性の向上や利用時間の延長は、ビジネスチャンスの増大につながることは間違いないと言えます。


上向きと言われていても、まだまだ低迷していると言った方が正しいであろう日本経済において、インターネットはもはや欠かせない媒体、産業、生きる術になってきていると思うのです。
例えば、インターネット関連の業界マーケットも拡大しており、関連企業も増えております。このことから、人々の雇用機会も増えている、という考え方もできると思うのです。


こういった現在の日本の状況を鑑みると、アメリカがどうであれ、日本のインターネットは従量課金制にはならず、技術革新やインフラの高度整備によって、むしろ利用料金がさらに安くなっていくのでは、とすら考えてしまいます。


何にせよ、インターネットを活用してさらに暮らしを快適に、さらに豊かにしていきたいものですが、どちらがセカンドライフかわからなくなるといった「依存」がないように、改めて気を付けなければなりませんね。


…最終的に、インターネットが便利なものになればなるほど、人と人との、体温のあるFace to Face のコミュニケーションを大切にしなければ、と考えさせられた天野でした。

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