コンサルタントコラム

ホーム >コンサルタントコラム >天野 斉之

コンサルタントの紹介

天野 斉之(セールスマーケティング課次長)

「エンドユーザー視点の把握」×「継続的な効果測定&改善」=「勝ちモデル」を構築

100サイトを超えるWebディレクション、20社以上の企業への総合Webコンサルティングなど、豊富な経験を誇り、特に美容業界を得意分野とする。プロモーションツールやブランディングツールとして、Webサイトや各種Web広告を機能させ、成果を生み出したいというニーズに対し、効果的なWeb戦略を提案。「エンドユーザー視点の把握」×「継続的な効果測定&改善」により「勝ちモデル」を構築している。

Webプロモーション戦略立案Webマーケティング

モバイルとPCの「連動」が大切です

2008年09月26日 05:03 PM

 投稿者 天野 斉之

 この記事のパーマリンク

Webコンサルティング


こんにちは。Webコンサルタントの天野です。
本日は、「モバイルとPCの「連動」が大切です」というテーマでコラムをお届けします。


先日、かなり興味深いニュースが発表されました。
それは『WILLCOM:モバイル公式サイトにヤフーの検索エンジンを採用!』です。


これまでWILLCOMは独自の検索エンジンを採用しておりましたが、来る2008/10/01からYahoo! JAPANの検索エンジンを採用し、WILLCOM公式サイトの検索に加えて、一般ケータイサイトおよびPCサイトの検索結果を表示する検索サービスが提供されることになります。

(Overtureモバイル=広告が検索結果に表示されるかどうかはまだ定かではありませんが、行く行くは間違いなく表示枠が構えられるのでは?と私は考えます。)


すでに現在では、SoftBankがYahoo!を採用、auとdocomoがGoogleを検索エンジンとして採用していることは多くの方がご存知かと思いますが、WILLCOMまでもYahoo!を採用したことにより、日本モバイル検索エンジン市場は、(PCインターネットと同様)GoogleとYahoo!が改めて席巻する形になった、と言えます。

※docomoには、検索エンジンではありませんが、皆さん使い慣れたiMenuという独自の機能が以前人気なので、まだまだ「docomoはGoogle」という視点のユーザーはこれからさらに増えていくのではないでしょうか。
まだ実際にモバイルにてGoogleエンジンを使ったことのないdocomoユーザーがいるかもしれません。


このように、モバイル検索エンジン市場も大きな動きが出てきており、それに伴ってPCインターネットがそうであったように、「SEO」や「SEM」がかなり注目されてきております。


モバイルSEOについては、まだまだ不透明な部分も多いため、確立された手法とは言えませんが、正しい構文での設計、PC同様のリンクポピュラリティの精査、大手ディレクトリへの登録、そしてさらに資金力があるのであればキャリア公式コンテンツ化するといった王道的な施策を打つことが、SEOのまず第一歩ではないかとされています。


ただモバイル「SEO]は、まだまだ発展途上のマーケットであるため、サービス導入費用・対策維持費用などの面において、中小・ベンチャー企業様には手の出しにくいものとなっいるのが正直なところかと思います。

とはいえど、モバイルユーザーの中には、PCネットユーザーとは異なる属性の方もいらっしゃるので、新たな顧客開拓を推進していくためにもモバイルには着手すべきである、ということには変わりありません。


弊社でも現在、モバイルのリスティング広告の出稿を複数運用させて頂いておりますが、PCでのプロモーションのみを行っていた時よりも客足が伸びた、お問い合わせが伸びた、お問い合わせの質が変わったなどといった声を、クライアント様から頂戴することが増えてまいりました。



モバイルのプロモーションについては、

・モバイルでインターネットをされるユーザーも多いので、モバイルサイトは一応構えておこう。PCサイトにQRコードを貼るなどして、PCサイトとのクロスメディア(補足的媒体)として利用しよう。



・モバイルでショッピングする方や資料請求、お問い合わせをするユーザーも多いらしいので広告も利用しながら、さらにプロモーションを促進していこう。



・モバイルについては、もはやPCとは別の広大なマーケットが広がっている(ユーザーの属性も異なる)ので、単体で価値の高い媒体と捉え、広告予算を確保、本格的に運用していこう。


現在3つ目のフェーズに差し掛かっている業種もあると思います。



とはいえど、まだまだ一画面内で発信できる(ユーザーからすれば、キャッチできる)情報量の多さや回線のスピードなどからPCほどのアクティブユーザー数でもマーケットでもありませんし、一部業種を除けば、PCをないがしろにしてモバイルで成功する、ということは難しいと考えます。


PCで事前にしっかりと情報を収集しおおよそ狙いや目途をつけた上で、モバイルによって好きな時間、好きな場所でアクション(購買や問合せ)に至る、という流れ。

あるいは、

モバイルで好きな時間、好きな場所で簡単に情報を収集して、後ほどPCで改めて詳細な情報を取捨選択、比較してアクション(購買や問合せ)に至る、という流れ。


これが、PCとモバイル合わせての「Web」におけるユーザー行動の現在であると考えます。


だからこそ、

PCでは、ユーザーのニーズを満たすしっかりとセグメントされた情報の発信(ニーズの濃さによって、開示情報を階層などで切り分ける)が必要

であり、

モバイルでは、必須情報(ポイント)の明確な開示と、その情報にたどり着くためのPCよりもさらに短いステップの仕組み作り

などが必要であるといえます。


モバイルプロモーションを効果的に推し進めるためには、PCでのWebプロモーションをしっかりと形成する必要があるのです。モバイルとPCは、まだまだそれぞれ個別な媒体ではなく、しっかりと「連動」させることが大切なのです。


今はまだ、モバイルの情報収集のみでアクションに至るのは、かなりのブランディングが図れているケース、楽天などの信頼できうる絶大な後ろ盾があるケース(それでも商品はPCよりも低単価)、「すぐに」アクションに至る必要があるケース(むしろモバイルの方が便利。例えばお店やチケットの予約など。)がほとんどではないでしょうか。

もちろん、これからもっとモバイルの情報発信技術が向上していくにつれ、ユーザー行動も変化していくことは、誰も否定できません。


伸び下がりの手法であるモバイルに興味をお持ちの企業様、はたまた、PCとモバイルを絡めた包括的なWebプロモーションをお考えの企業様。

どちらの企業様におかれましても、媒体間のシナジーを効果的に生むプロモーションのご提案をさせて頂きますので、お気軽にご相談下さいませ。


[Webに関する疑問はお気軽にお問い合わせ下さい。]

お問い合わせはこちら


この記事に関連するテーマ