「インタラクティブ動画」ユーザーがストーリーを選択して結末を選ぶ、参加型動画マーケティング手法

投稿者:Web戦略室

2017/11/22 10:43

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ユーザーがストーリーを選択して結末を選ぶ、参加型動画マーケティング手法「インタラクティブ動画」

動画プラットフォームはYouTube派のマーケティング戦略課、河島です。その影響で娘もYouTubeを使っているのですが、自分の趣味ではない子供向けコンテンツのレコメンドが多くなって困っています……しかし、静かにしてほしいときなど、ただひたすら見てくれているので助かりますよね。

通常、動画といえば配信されているものを受動的に閲覧していることが多いです。しかし最近は、近年はテクノロジーの進化でユーザーがストーリーの分岐を選択できる参加型のインタラクティブ動画というものが出てきました。

インタラクティブとは「双方向」という意味で、ビデオゲームなどのエンターテインメントの世界では既に馴染みのあるものですが、Webの世界でもインタラクティブ動画を活用したマーケティング活動ができるようになってきており、注目を集め始めています。

インタラクティブ動画の3つの効果

マーケティングに活かすという視点で考えてみると、インタラクティブ動画の効果は魅力的です。動画の内容自体のユニークさや面白さとは違う普遍的な視点で効果を上げてみました。

【その1】強い印象を与えられる

これまでの動画体験にはない「動画を操作できる」という驚きや面白さが、ユーザーに動画の内容のイメージを色濃く残してくれます。

また、インタラクティブ動画に取り組んでいる企業はまだまだ少数です。今まで「ユーザーが操作できる動画」を体験したことがない人も多いので、目新しくて面白いということで注目を浴び、SNSでの拡散によってより多くの人に知ってもらえるという宣伝効果が高くなる可能性もあります。

【その2】エンゲージメントが高くなる

自ら操作できるので、ユーザーはその操作の先にある内容がどう展開されるのかということに注目します。これから展開される内容を興味深く視聴しつづけるので、当然ながら視聴時間が伸び、動画の尺に対するエンゲージメントが高くなります。

また、動画配信元は例えば商品購入ページなどの操作の先にある最終的な目的を設定しているので、動画を見ることによって商品理解や購買意欲などが向上し、目的に対するエンゲージメントも高くすることができます。

【その3】ユーザー操作のデータが動画の改善に役立てられる

「どの操作が多かったのか」や「動画内でどの経路がコンバージョンにつながりやすいのか」などWebサイトでは当たり前にできるデータの蓄積や分析、改善が動画でも可能になります。これまでは動画の改善につながる根拠のあるデータは取得しづらい状況でしたが、動画でもPDCAが回しやすくなります。

インタラクティブ動画の活用シーン

ストーリーや工夫次第でどんな動画もつくれそうですが、目的を明確にしないとマーケティング活動にはなりません。どのように活用されているのか、海外での事例をいくつか見ていきましょう。

【事例1】採用活動

採用活動

「求職者が自社の文化などにフィットするかどうか」がテーマで、自社に適した人材が応募の時点で絞り込めます。また、ソーシャルメディアでの動画の拡散も大きかったようです。

引用:Will You Fit into Deloitte – Gamified Video for Recruitment – Rapt Media

【事例2】認知度の向上と販売の促進

認知度の向上と販促

新商品のシェーバーに対して、若者の認知度の向上と購買行動を促すことを目的としたインタラクティブ動画です。「5つのスタイルから選択して何が起こるのかを見ていきましょう」というストーリー仕立ての動画なのですが、625通りものストーリーが展開される可能性があるとのことです。実際にやってみたのですが、選択によって内容が変わるので他のストーリーが気になって何度か動画を再生してしまいました。

引用:‘Designed to Play’ drives mobile video engagement – Rapt Media

【事例3】教育

教育

子供向けに貯金について学べる教育動画です。「スケートボードが壊れたので新しいものを買うために、お手伝いをしてお小遣いを貯めて買う」というストーリーが展開されます。

引用:Aardman – Pigby’s Tales interactive video teaches kids to save – Rapt Media

【事例4】ランディングページの最適化

ランディングページの最適化

ユーザーの興味に合わせて配信しているビデオコンテンツの特徴を訴求して、登録を促す動画活用です。ユーザーに合わせたコンテンツの最適化ができたので、最終的な目標である視聴登録数を増やすことに成功した事例です。

引用:Gaiam TV – Interactive video landing page optimization doubles conversions – Rapt Media

【事例5】目的に合わせた商品のチュートリアル

目的に合わせた商品のチュートリアル

日中か夜か、またどのような雰囲気を出したいのかが選択でき、シーンに合わせたマスカラの使い方を紹介しています。シーンごとでより美しく見せるにはどうすればよいかというハウツーを提供しているので、ユーザーは商品の活用方法を自分事としてイメージすることができます。

引用:Maybelline New York – Interactive tutorial video driving engagement and conversions – Rapt Media

フリーセルでもインタラクティブ動画が対応できるようになります!

弊社でも、このエンゲージメントが高まり成果につながるインタラクティブ動画の取り扱いをすることが決定しました。12月よりお問合わせの受付を開始いたします。フリーセルのインタラクティブ動画はどのようなことができるのか事例を交えて詳細をお届けする予定ですので、楽しみにお待ちください!

【編集担当:河島】

動画制作