このメール開封率、良いor悪い?

投稿者:Web戦略室

2017/08/28 19:19

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このメール開封率、良いor悪い

マーケティング戦略課の河島です。

一般的にメールの開封率は20%を超えたら良いというようなことが言われているように感じます。しかし20%で本当に良いと言えるのでしょうか。

本コラムではメールの開封の仕組みや開封するユーザーの行動について見ていきます。

メールの開封はどうやって判断しているの?

メールの開封は、メール内のある指定小さな画像(1px × 1px)が読み込まれたかどうかで判断しています。メールに画像を使用できるということはHTMLメールという種類のメールになります。

テキストメールでは通常、画像を使うことはできませんのでメールの開封は把握できません。見た目はテキストメールのように見せかけて実はHTMLメールとして送信し、テキストメールでも開封率がわかるようにしているというケースもあるようですが、基本的にはテキストメールは開封についての情報はわからないとされています。

メール開封率の計算

メール開封率は簡単な割り算で計算することができます。

メール開封率の計算

メール開封に関する2つの行動パターン

メールを開封する時の行動はすべて同じではありません。大きく分けて2パターンが想定されます。

全てのメールをチェック(開封)する

メールの内容を確認する必要があろうがなかろうが全部未読をクリアにするパターンです。河島は仕事ではこのパターンです。メールの開封は対応済みとして、また未開封は未対応としてタスク管理の一部としてこのパターンを採用しています。

しかしメールの開封の判別は、以下ように画像の読み込みをしない実行しないと、各個人が使っているメールソフトでは開封になっていても、メール配信システムでは開封扱いにはなりません。メールの中身を見たとしても画像を読み込んでないと開封とはならないのです。

HTMLのメール開封

必要なものだけ開封して、興味のないメールは開封しない

件名や差出人から判断して、内容を確認する必要がないメールはそのままにするというパターンです。また、メールソフトでフォルダ分けをしていてそもそも目に触れなくて「見る必要があるかないか」の判別がされないメールというのもあります。河島はプライベートではフォルダ分けなどはしておらず「見るか見ないか」の判断をしています。

必要なものだけ開封して、興味のないメールは開封しない

この2つの割合の差で開封率への影響度が変わってきます。自分がメールを送信するリストでこの2つのパターンのどちらが多いのかを調査することは難かしく、正確な開封率を把握することができません。しかも、その比率はBtoBやBtoCなどのカテゴリやリストの増減によっても変動します。

開封率が下がる要因の一つ

そもそもメールの内容に興味がない人にメールを送っていませんか?

例えば車に興味がない人に新車発表のメールを送ったとしても開封させることはありません。また、手当たり次第メールを配信することは開封率を下げるだけでなく、メール配信自体の解除という結果を招く可能性があります。迷惑メールのようなネガティブな印象を持たれる可能性もあります。

エンゲージメントの高いメールを送ろう

内容に興味がある人にだけメールを送っていれば、どちらのタイプの人にメールを送ろうが関係なく、メールの件名や内容に対する評価に信憑性が持てます。「興味がある人で、開封するまでの興味・関心を起こさせることができた割合」という開封率の方がより本質的ではないでしょうか。

もし、メール受信者に興味のない内容を送信したとしても、カテゴリ(例えば「車」といったカテゴリ)を設けて、そのカテゴリの内容のメールは興味の対象外として不要なメールを受信しないような配信設定登録ができるような仕組みを用意し、全てのメールの配信停止という結果にならないようにメール受信者に配慮したメールマーケティングを心がけましょう。


【編集担当:河島】