本当に自動化!?マーケティングオートメーション(MA)の8つの機能

投稿者:Web戦略室

2016/06/10 17:58

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マーケティングオートメーション(MA)の8つの機能

こんにちは、新人マーケターのAsamiです。

2週連続でマーケティングオートメーションについて、書かせて頂いておりますが、本日はその機能についてお話したいと思います。(先々週先週)

Marketing Automation

目次
1. マーケティングオートメーション(MA)を使ってのコンテンツマーケティング
2. マーケティングオートメーション(MA)の8つの機能
3. 最後に

1.マーケティングオートメーション(MA)を使ってのコンテンツマーケティング

先日の「最近流行りのマーケティングオートメーションの超!!分かりやすい説明と歴史」でもご説明させて頂いたように、マーケティングオートメーションは、英語でMarketing Automationと書きます。そのままの意味ですが、マーケティングを自動化されるものを指します。

現在、マーケティングオートメーションを使うのに当たり、コンテンツマーケティングが主流となっています。どのようにそのコンテンツマーケティングを勧めていくのかと言うと…
例えば、靴の中敷きの会社があります。(バイヤージャーニーの回でも、この例を使いました。)
A君が「運動会で1位になるために、足が速くなるにはどうしたらいいんだろう…」という悩みがあり、インターネットで調べていると、「速く走るためにはフォームが大切」というような、速く走りたい人が読んでくれそうなコンテンツを見つけました。そして「正しいフォームで走るためには、靴の中敷きが大切」というコンテンツもあり、その下には「中敷きについてのPDF」をダウンロードしてもらうためのCTAがあり、ダウンロードしてくれました。

そこで、名前・メールアドレスなどを獲得します。

そして、数ある中敷き会社の中から自社を選んでもらうために「実際、中敷きを使った場合と使わなかった場合の動画」のような実際購入した際、どういう効果が表れるのか体験できる・見られるようなコンテンツを届けます。

このような、消費者がある悩みに陥ってそれを調べた時から、自社の商品を購入してくれるまでの流れを作り、それをマーケティングオートメーションに組み込めば、それを自動化してくれます。(2の機能のところで、どこがどの機能と繋がっているのか説明します。)

このような流れで、マーケティングオートメーションを使ってコンテンツマーケティングを進めていきます。

※マーケティングオートメーションを取り入れたからと言って、簡単に自動化してくれるわけではありません。私たち、人がちゃんとシナリオを作ってそれを組み込まなければなりません。

2.マーケティングオートメーション(MA)の8つの機能

そのコンテンツマーケティングを円滑に進めていくために、使われるマーケティングオートメーションの機能をご紹介したいと思います。一概に機能と言っても、提供している会社ごとで機能は違ってきます。本日は、一般的にマーケティングオートメーションツールに付いている機能をご説明したいと思います。

LP作成機能・フォーム作成機能・コンタクト管理機能・リスト作成機能・メール配信機能・スコアリング機能・キャンペーン機能・レポート機能があります。

①LP作成機能
LPとはランディングページの事です。(LPの事は、コチラの記事をご覧ください。)この例で言うと、「中敷きについてのPDF」をダウンロードしてもらうためのLPとフォームを書いてもらった後のサンキューページが当たります。

②フォーム作成機能
「中敷きについてのPDF」をダウンロードするためのフォームです。(フォームの事は、コチラの記事をご覧ください。)

③コンタクト管理機能
フォームを記入して頂いた方など、リードや顧客の情報を管理できるいわゆる連絡帳です。フォームを記入して頂いた方の個人情報が自動的に登録されるのが特徴です。

④リスト作成機能
コンタクトの中から、「中敷きについてのPDF」をダウンロードした人のみのリストを作成できます。作成後も随時、誰かがダウンロードしたら、自動的にリストに登録されるように設定出来ます。

⑤メール配信機能
この「中敷きについてのPDF」をダウンロードした人のリストに対して、「実際、中敷きを使った場合と使わなかった場合の動画」のような事例やデモをお送り出来ます。これも、PDFをダウンロードして頂いたら、自動的にメールを送るように設定出来ます。

⑥スコアリング機能
スコアリングとは、リードの行動を数値化し、どのリードが購買欲があるのか可視化出来るものです。

この場合、「速く走るためにはフォームが大切」のコンテンツを閲覧したら10P、
「正しいフォームで走るためには、靴の中敷きが大切」のコンテンツを閲覧したら10P、「中敷きについてのPDF」をダウンロードしたら20P、「実際、中敷きを使った場合と使わなかった場合の動画」のメールを開封したら10P・動画を見たら20Pと言ったように設定をしていきます。

そうすると、数字が大きければ大きいほど購買欲があると分かり、営業も誰にアプローチしたらいいか、優先順位を付ける事が出来ます。

⑦キャンペーン機能
キャンペーンとは、個々のマーケティング施策を一元管理出来る機能になります。

この例で言うと、PDFをダウンロードしてもらうために作ったフォームやLP、「実際、中敷きを使った場合と使わなかった場合の動画」のメールを1つの施策とし設定します。

そうすると、何人がLPを見てくれてその中から何人がダウンロードして、何人がメールを開封して、何人が動画を閲覧したのかを一覧で見る事が出来ます。

⑧レポート機能
レポートとは、ある一定の期間にどのくらいの人がリードになった等の具体的な数値を設定したら、自動的に計算してくれる機能です。

例えば、先月1カ月で、リードになった人のレポートを出したいのであれば、PDFをダウンロードしてくれた人はリードとみなすと設定しておけば、PDFをダウンロードしてくれた人が先月1カ月の間で何人いたのかを見る事が出来ます。
このように、リードジェネレーションからリードナーチャリングまでを一括で自動化する事が可能となります。(自動化と言っても各々で人が設定しなければなりません)

※自動化と言う言葉に甘えて、安易に導入してしまうと、全く結果が出ない事態に陥る事もあります。そうならないためにも、機能をきっちり理解して、シナリオをちゃんと作って運用していく必要があります。

3.最後に

これで、「本当に自動化!?マーケティングオートメーション(MA)の概要と8つの機能」についてご理解頂けましたでしょうか?
気になる点等何かあればFacebookにコメントを頂ければと思います。
これからも、このブログを読んで頂ければ嬉しいです。
よろしくお願い致します。

今回参考にしたサイトは、下記の通りです。
KAIROS「たった5分で理解するマーケティングオートメーション」
innova「マーケティングオートメーションとは何か?機能と導入のメリット」
salesforce「マーケティングプロセスが変わる? マーケティングオートメーションの機能」
資料JP「マーケティングオートメーションとは?導入前に概要を知ろう」
Boxil Magazine「マーケティングオートメーションツールを導入した時のメリット・デメリットをまとめてみた」

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