注目度増!動画マーケティングで問われる“コンテンツ力”とは!?

投稿者:コンテンツ編集課

2014/04/22 15:54

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「コンテンツマーケティング元年」と呼ばれた2013年が過ぎ、少しずつその意味合いが浸透、効果検証がなされ、その価値が明らかになってきたように感じます。2014年はさらに多くの企業やマーケッターの間で試行錯誤され、コンテンツマーケティングの成功・失敗を分ける戦いは一層熾烈を極めることが予想されます。

現在、そのコンテンツマーケティングの手段として圧倒的に主流なのが、テキストコンテンツによるSEO強化を狙った「コンテンツSEO」。すでにコンテンツマーケティングの代名詞的な手法になりつつあり、コンテンツマーケティングと同義に捉えている方も多いかもしれません。

しかし、本来コンテンツマーケティングとはもっと複合的であり、多様で包括的なものと捉えるべきものです。SEOはもちろんですが、テキスト以外のコンテンツを適材適所で配し、ソーシャルメディアをフルに活用したバイラルなマーケティング活動を行いたいところです。

そこで今回は、2014年のコンテンツマーケティング手法として大いに注目されている、「動画によるコンテンツマーケティング」を掘り下げます。

なぜ動画コンテンツなのか

動画がテキストよりもすぐれている点――それは、より多くの情報を、より分かりやすくユーザーに届けられること。そして、文字では表現しづらい機微やイメージも、映像や音楽のニュアンスで伝えられることです。

スマートフォンやタブレット端末の爆発的な普及から、動画はいつでも・どこでも視聴できるようになり、同時にFacebookやTwitter、YouTube、ニコニコ動画、LINEなど、あらゆるソーシャルメディアでのバイラル(※)が加速しています。これはテキストよりも気軽な気持ちで視聴できることから、閲覧のハードルが低いことがその要因かもしれません。

また、動画コンテンツを用いることで、テキストコンテンツとの相乗効果を生み出すことができます。テキストによるSEO効果でサイトに流入したユーザーに動画を視聴してもらい、ピンポイントで訴求することでコンバージョンにつなげたり、逆にYouTubeなどの動画にランディングし視聴したユーザーを自社サイトへ誘導したりといった動きが期待できるわけです。

※人づてによる拡散。ここでは、とくにSNSによる拡散のこと


映像は商品やサービス、ブランド訴求の裾野を広げる

結局生き残るのは「良質なコンテンツ」

コンテンツマーケティングを成功させる絶対条件は「良質なコンテンツ」であること。それは動画でも同じことです。ただし動画の場合、コンテンツの内容をテキストと同じレベルで検索エンジンが探しだすことはできません。

従来の検索エンジンでは「再生回数の多い動画=良質」であるとして上位表示させていましたが、現在では「視聴時間の長い動画=良質」と評価するようになっています。これは、よりユーザーの興味を持続させた動画こそ良質な動画であるという判断にほかなりません。

つまり、結局は良質な動画コンテンツを作ることで視聴時間が延び、さらなるバイラルが行われる、という好循環につながることを示しています。

具体的にはどんなコンテンツが求められる?

コンテンツマーケティング全般にも言えることですが、動画でバイラルを狙うときに気をつけたいのは、短期的な結果にこだわりすぎないこと。広告的な観点だけで判断してしまうと、大きなバイラルは狙えないでしょう。

大切なことは、ユニークでオリジナリティがあり、視聴者が人に紹介したくなるコンテンツであること。そして、企業ブランドや商品の魅力をさりげなくアピールできていることです。

今やスマートフォンでも高画質な動画が撮れたり、ライブ配信ができたりする時代。Web動画が身近になったことで、「動画によるコンテンツマーケティング」はさらに広がりを見せることは確実です。これからは、他社との差別化を図れる「見せ方」「企画」にこだわった動画が求められるようになるでしょう。

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【編集担当:佐藤】

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