企業が活用しているソーシャルメディアのトップは「YouTube」|動画マーケティング

投稿者:コンテンツ編集課

2011/08/02 16:47

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NTTレゾナント株式会社と株式会社ループス・コミュニケーションズによる共同調査の第3回「企業におけるソーシャルメディア活用状況」に関する調査結果が発表されました。


それによると、「Facebook」の活用率は上昇傾向、ソーシャルメディアに対応するためのチーム体制の整備、コンテンツ制作や人的トレーニングへのニーズが高まっているとのこと。


なかでも個人的に注目したいのが、「YouTube」の利用率の高さと「Facebook」の利用率の上昇です。以下グラフは、5割の企業がYouTubeを活用し、4割がTwitterを活用、Facebookは上昇率が高いがまだまだ企業が活用しきれていない現状を示しています。


img1.gifソーシャルメディアの活用割合
NTTレゾナント株式会社と株式会社ループス・コミュニケーションズによる共同調査
調査期間: 平成23年6月23日(木)~平成23年6月29日(水) 4. 有効回答者数: 590名

活用しているソーシャルメディア上位3位は、「YouTube(54.6%)」「ブログ(53.6%)」「Twitter(42.9%)」となった。Twitter公式アカウントと併用しているソーシャルメディアのうち、増加したのは「Facebook」のみで第2回調査から10ポイント以上伸ばし41.5%である。Twitter公式アカウントおよび併用しているソーシャルメディアの活用期間は、1年以上運用しているケースが多く、特に従業員規模1000人以上の企業において高い。
(gooリサーチより)  http://research.goo.ne.jp/database/data/001340/index.html


データでは「54.6%がYouTubeを活用している」と、リッチメディアの訴求性が際立っていますが、まだまだ個人ユーザーでの利用率が高く、法人ユーザーはこれから、という段階。


また大手企業や一部の中小・ベンチャー企業、アントレプレナーなどは動画コンテンツを活用しはじめているものの、“動画マーケティング”となると、ノウハウが定着してないのが実情です。


そういう意味では、日本企業にとってこの分野はチャンスが眠っていると言えそうです。動画配信しているだけでまだまだ充分に差別化になるでしょう。


個人的には、昨今注目度を集めているFacebookとの相性(動画はリファラー元として優秀であり拡散されやすいのが特徴)や、スマートフォンなどの視聴デバイスの進化・浸透により、1年後には、現在のアメリカに近いような状況(動画マーケティング全盛)になるのではないかと予想しています。

中小・ベンチャー企業は、早いうちにチャレンジしてノウハウを蓄積していくことで、マス媒体では勝負しづらかった動画コンテンツの活用による「自社メディア強化」が実現できますし、「マーケティングできる」というのは大きなアドバンテージとなります。


動画マーケティングの活用でチャンスを無限に広げていきましょう。

ex.以下は当社動画ソリューションの事例(ケペル株式会社様)

 

【編集担当:松岡】

動画制作